高まる土砂災害の危険性

不安定な大気により、連日のように大雨警報、土砂災害警戒情報が発令される中、14日金曜日の夜20時50分に安茂里小市3丁目・4丁目、小田切塩生甲、篠ノ井小松原地域に避難勧告が発令されました。22時00分には土砂災害警戒情報の解除とともに避難勧告も解除されました。

安茂里地区で避難場所となった裾花体育館(開設時に小市公民館に変更)には園沖団地や小市3丁目の皆さん3世帯5人が自主避難されました。

避難所・小市公民館で。「足が悪いので早めに避難した」

避難所・小市公民館で。「足が悪いので早めに避難した」

安茂里地区では7月4日に続き、2回目の避難勧告です。

安茂里地区では何事もなく幸いでしたが、他の地区では土砂災害が頻発しています。

公式発表では避難世帯が5世帯7人とされていますが、2世帯2人は小市区の副区長らで、避難所開設のために駆けつけた皆さんでした。

消防団の皆さんはじめ、区の役員の皆さんには大変お疲れさまでした。

私は21時15分に裾花体育館に到着、既に小市3丁目の1世帯ご夫婦が「TVの避難勧告情報を見て来た」といって到着されていました。

この時間帯は既に雨がやみ、星が瞬く空が広がっていたのですが、朝方からの愛知県や岐阜県の集中豪雨の被災状況があり、「大丈夫だとは思うのですが、連日の雨で土砂崩れは心配」と自主避難されたとのことでした。

こうした心掛けが減災に繋がります。

しかしながら、住民の中には「こんな状況で何故、避難勧告なのか?」と訝る声があるのも事実で、避難勧告により自主避難へと行動する動機づけの難しさも痛感します。

20時00分段階での雨量予測(県の河川砂防情報ステーションの土砂災害危険度と雨量予測)では、安茂里小市一帯では土砂災害危険度は「レベル2」の「警戒」で、22時頃に「は21~30mm/H」の集中的な大雨が予測されていました。こうした背景があり避難勧告となったものと思われます。

連日の雨で、土壌中の水分量が増えており、土砂災害の危険度が数段高まっていることは事実、厳重な警戒を怠らないことを呼びかけます。

15日付の信濃毎日新聞は次のように報じ、警戒をアピールしました。
20170715SS

◆パソコンやスマホから得られる災害警戒情報
 ★気象庁防災情報「高解像度降水ナウキャスト」
…3時間前から1時間後の降水状況が把握できます。
 ★気象庁防災情報「土砂災害警戒判定メッシュ情報」
…6時間前から最新の警戒情報
 ★長野県河川砂防情報ステーションの「土砂災害危険度・雨量予測」
…ページ選択で「長野地域」「長野市(西部)」の地域を選択します。「土砂災害危険度」と「雨量予測」を選択。
…実況から6時間後までの予測
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 ★長野市防砂情報ポータルサイト
…防災気象情報、避難情報、雨量・河川水位情報など(こちらは実況値です)
 ★長野市防災メール配信サービス
…気象情報、避難勧告など、長野市からのお知らせを携帯電話やパソコンにメールでお知らせするサービスで無料です。登録はこちらから。

◆パソコンやスマホがない場合は、テレビやラジオの情報と近所の声掛けが情報伝達のカギ
防災無線は聞き取れないといった声が多いです。防災無線を補完し、情報が行き届く態勢づくりが急務です。

11日夕刻からの市内北部での大雨では、床下浸水11棟等の被害がありました。8,835世帯2万2,058人に避難勧告が出されましたが、実際に避難所に避難した住民は3世帯6人でした。「避難勧告への硫黄を考えていなかった」とする区長の声(報道より)もあったように、速やかな情報伝達と避難行動への後押しが大きな課題にとして浮上しています。

また、テレビの避難勧告情報も、今回は「安茂里小市一帯」との情報提供だったようです(現場での声より)。

正確な緊急情報となるよう危機管理課に要請したいと思います。