長野市…感染警戒レベル5に、全県でレベル4、医療警報も

国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから15日で2年が経過します。ウイルスとの戦いの2年、新たな変異株の出現と結びついた流行の波を繰り返し、今日、感染力が非常に強いオミクロン株による第6波に直面しています。

1月13日夕刻に長野市の感染警戒レベルが「5」(感染が顕著に拡大)に引き上げられ「特別警報Ⅱ」が発出されました。また、全県的に感染拡大が急増していることから、同日「医療警報」が発出され全県の感染警戒レベルも4に引き上げられました。

市内では連日40人の感染が続いています。本日15日の発表(午前11時半)は49人です。

感染力が強いとされるオミクロン株による感染第6波の広がりは驚異的です。重症化リスクは低いとの指摘もありますが、感染者・濃厚接触者の急増は、医療ひっ迫を招くとともに、医療従事者、交通運輸従事者などのエッセンシャルワーカーへの感染拡大は社会活動の機能が停止する危機を招きかねない瀬戸際にあるといえます。

ワクチン接種の可能な限りの前倒し、PCR無料検査(抗原検査を含む)の拡充、稼働可能な病床の確保、経口治療薬の安全性・有効性の検証の上での安定供給がカギだと考えます。

市内では県立高校や中学校で学年閉鎖の事態が発生しています。受験シーズンを迎え、予防的措置としての学年閉鎖はやむを得ないものと思いますが、義務教育課程では、要保護や就学援助の児童生徒らに対し、学校給食に代わる食事の提供等について、何らかの方法を考えることが必要です。市教委には問題提起しています。

1月13日付の信濃毎日新聞より引用

3蜜回避、マスク着用、手洗い・消毒など基本的な感染防止策を徹底されるよう呼びかけます。

長野市は14日に新型コロナ対策本部会議を開き、県の方針に基づき「市新型コロナ感染症対応方針」を見直し、「さらなる感染拡大を食い止め、医療崩壊をまねかないためにも、引き続き感染防止対策を強化・徹底 し、ワクチン接種の促進を図るとともに、コロナ禍により落ち込んでいる経済回復に取り組む」ことを強調するとともに新たな「市長メッセージ」を発信しました。

【対応方針の改定を踏まえた市長メッセージより(一部加筆)】

1.人と会う機会を減らすようにしてください。人と会うときは距離を取り、短時間にしてください。混雑する場所や換気の悪い場所は極力避けて、普段会わない方と会う場合は特に気を付けてください。

2.マスク着用、手洗い・手指消毒、十分な 換気、密閉・密集・密接の回避といった、従来通りの基本的な感染防止対策を徹底してください。特に会食時に注意しましょう。感染拡大予防ガイドラインを遵守していない酒類の提供を 行う 飲食店の利用は控えてください。(室内での 大人数 同一グループ同一テーブル5人以上の飲食、2時間を超える飲食 、感染拡大予防ガイドラインを遵守していない酒類の提供を行う飲食店の利用など感染リスクの高い飲食は控えてください。)

3.毎日、体温測定・健康状態のチェックを行い、体調に異変を感じた時は、外出・出勤等を控え、速やかに医療機関に相談・受診してください。事業所においては、テレワークや時差出勤等の推進をはじめ、職場の感染対策を点検・徹底してください。

4.感染防止対策の徹底が困難なイベントは延期や中止を検討してください。

5.ワクチン接種の機会を得た方は、積極的に接種を受けてください。

6.感染者等への差別や誹謗中傷となる行為は決して行わないでください。

重複する部分がありますが、【市のコロナ感染症対応方針から抜粋】します。

3回目のワクチン接種を前倒しするにしても、ワクチン供給の確かな見通しが必要です。県は、4月4日までにファイザー製59万9,040回分、モデルナ製72万750回分の供給見通しを示しましたが、かかりつけ医での接種においても、1‣2回目のファイザー製と異なり3回目はモデルナ製の「混合接種」となることは避けられないようです。混合接種も有効とされていますが、副反応に違いがあり、市民が判断できる情報提供が欠かせません。

飲食店等に対し営業時間の短縮や休業を要請していないことが「第5波」対応との大きな違いです。感染力は強いが重症化リスクが低いとされるオミクロン株の特性を踏まえたものとされますが、飲食店に由来するクラスターの発生で規制強化に転換せざるを得ない局面が懸念されます。社会経済活動との両立はわかるのですが、判断に甘さがないか、いささか気がかりです。

既に12日から、老人憩の家や老人福祉センター(かがやき広場)等が休館となっています。公民館や生涯学習センターは、貸館を含め、感染防止対策を徹底の上、開館を継続するとしています。しかしながら、住自協や公民館主催のイベント・集会は事実上、中止されているケースが多いと思われます。

長野市保健所発表資料より

感染者・濃厚接触者の急増に伴い、積極的疫学調査に取り組む保健所の態勢が追いついていません。役所内の支援体制にとどまらず、民間医療機関からの看護師・保健師の派遣支援を含めた保健所の態勢拡充が急務と思われます。対応を考えます。

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