酒気帯び運転による同僚議員の辞職…心からお詫び申し上げます

わが市議会会派「改革ネット」の副代表を務める倉野立人議員が、3月3日未明、酒気帯び運転で検挙されていた事実が4日に判明しました。

4日午後5時から開いた緊急会派総会で、本人から事実経過を聴取し確認した上で、本人からの会派離脱、議員辞職の意向を、当然の在り方として了承しました。

午後9時40分、議長に本人から議員辞職願を提出しました。
既に会派を離脱した議員とはいえ、一昨年10月以降、統一会派のメンバーとして活動して来たことから、幹事長として松木代表とともに立ち合いました。

6日午前9時からの議会運営委員会で議員辞職願の扱いが審議されることになります。

重大事故を誘発しかねない酒気帯び運転はあってはならないことです。
市民の負託に応え「範」たる議員としては、辞職は深い反省の表明とともに当然の身の処し方であると受け止めています。

長野市議会、そして議員への信頼を根底から失墜させる行為であり、言語道断といわなればなりません。

市議会議員をはじめ関係者の皆さんに多大なご迷惑をおかけする事態となってしまいました。

長野市議会の皆さん、そして、市民の皆さん、関係者の皆さんに会派の幹事長として心からお詫び申し上げます。

これまで以上に自らを厳しく律し、信頼回復に努める所存です。


「倉野議員、酒気帯び運転」の一報を、NHKの昼ニュースでの報道を受けたマスコミからの問い合わせで、午後12時40分に新潟県上越市で受けることとなりました。

まさに、青天の霹靂の想いで一報を耳にしました。

4日は、オスプレイ6機が投入され群馬県・新潟県で3月8日から始まる日米共同訓練に反対する北信越ブロック集会に参加していたためです。

緊急会派総会を午後5時からとさせていただいたのは、私の都合でもあります。対応方に時間を要してしまったことも合わせてお詫び申し上げたいと思います。


会派として重要視した点は、会派離脱・議員辞職はもとよりですが、3日未明での摘発にもかかわらず、3日の市議会本会議に出席し、会派をはじめ議会に報告がされなかったことです。

倉野議員は「動転していて、言い出せずに終わってしまった」と釈明しました。

責任の重さ故に動転・動揺し、憔悴する中で言い出す勇気を持てなかったということなのでしょう。

しかし、それは二重の過ちであることを深く自覚すべき問題です。ご本人には厳しく諭させていただきました。

議員辞職願を提出した元同僚議員に鞭打つ厳しい言い方になりますが、議員としての規律が問われる中、あってはならない違法行為を明らかにしない、議会開会中における「一日半の空白」は、議会を議員自らが冒涜する行為ではないかとの疑念を払しょくできないからです。

この点においては、如何なる弁明も許容されることはなく、厳しい批判を会派としては甘んじなければならないと思います。


長野市議会では、9年前にも酒気帯び運転による議員辞職という不祥事を経験しました。

この事態を契機に「長野市議会議員の政治倫理に関する条例」を議会基本条例とともに制定してきた経過があります。直接、条例制定に関わってきた一人です。

であるが故に、今回の事態は痛恨の極みです。

政治倫理条例は第2条で「議員の責務」として「➊ 議員は、市民全体の代表者として市政に携わる権能と責務を深く自覚し、自らの行動を厳しく律し、政治倫理の向上に努めなければならない。➋ 議員は、前項の責務を果たすことのできる広くかつ高い識見を養うとともに、全体の利益の実現を目指して行動しなければならない」と規定しています。

今一度、深く自覚し、自らを厳しく律する所存です。