新庁舎前広場=「桜スクエア」の完成

新第一庁舎西側の多目的防災広場が完成しました。

広場周辺に30本の桜が植樹されたことから「桜スクエア」と命名されました。


3月30日に完成式が行われましたが、私はプライベートな所用で欠席でした。

広場には、カマド・ベンチやマンホール・トイレ、給水スタンドが整備され、防災対応拠点としても活用されることになります。

また、駐車場は、障害者や妊婦の皆さんへの限定利用とされています。
市では県の「信州パーキング・パーミット制度」の活用も考えているようですが、実際の運用はなかなか難しいものと思われます。

信州パーキング・パーミット制度とは
公共施設や店舗など様々な施設に設置されている障がい者等用駐車区画を適正に利用してもらうため、障がいのある方や高齢の方、妊産婦の方など歩行が困難な方に、県内共通の「利用証」を県が交付する制度です。
http://www.pref.nagano.lg.jp/chiiki-fukushi/parkingpermit/documents/a4tirasi.pdf

長野県のサイトへ…「信州パーキング・パーミット制度」

広場整備は完了しましたが、広場入口となる市道の改良工事や国道19号の「市役所前」バス停・バスベイの移動整備は未完成で、緑町立体駐車場から庁舎側に渡る国道19号の横断歩道の整備も夏ごろの整備とされます。

庁舎前広場としては全体的には開放感があり、ピジュアル的にも新庁舎となじんだロケーションを創り出していると思います。「桜スクエア」との命名にも異論はありません。

しかしながら、完成したことで初めて分かった難点というか、課題になると思われる点があります。自戒を込めて…。

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一つは、やはり駐車場の問題です。鷲沢市長時代には広場に立体駐車場(270台分)を整備する計画でしたが、加藤市長になり経費と景観を考慮し、立体駐車場の整備を見直し、代替策として国道19号(昭和通り)北側の緑町立体駐車場(343台分)の整備に方針転換しました。

庁舎・芸術館の利用者の受け皿となる駐車台数は周辺に確保されましたが、緑町の立体駐車場の利用は浸透しておらず、芸術館のイベントが重なる場合には慢性的な渋滞を引き起こしています。

方針転換には賛成してきたものの、庁舎・芸術館へのアクセスを考えると、本当に正しかったのだろうかとの想いがよぎります。

国道19の歩道・信号整備とあわせ、如何せん、緑町立体駐車場への誘導を周知するしかありません。

➡3月31日付信濃毎日新聞の報道より。

二つは、屋根のある庁舎玄関部分に車を横付けできないこと。雨天の際の人の移動に難点が…。おもてなしの配慮が不足しているとの指摘に反論できません。併せて、広場側から庁舎を見ると玄関の存在がわかりにくいこと。デザインの問題でしょうね…。

三つは、芸術館等の利用にあたり大型バスの駐車場が確保されることになっていますが、広場への入り口部分とロータリー部分で大型バスの転回・駐車がスムーズに行えるのかということ。
芝生広場を圧縮してでも十分なロータリー構造を確保すべきだったのではないかということ。

四つは、広場入口部分(北西角地)の住宅が残り、庁舎周辺の通行確保に課題を残していること。地権者さんの同意を得られなかったものですが、今後も粘り強い交渉・対応が求められるところです。


庁舎・芸術館建設の工事の遅れ、免震ゴム偽装によるゴム交換工事、そして庁舎壁面のひび割れ、庁舎内案内サインの欠如、非日常を演出する芸術館への誘導などなど、紆余曲折を経たというか“いわくつき”となってしまった新庁舎・芸術館です。

とはいえ、新しい市民の拠点です。改善できるところは改善し、利便性の高い庁舎・芸術館に進化させたいものです。

限界はありますけどね…。

”上げたり下げたり”の「桜スクエア」所感です。