14日午後、市役所第二庁舎講堂で4回目となる「議会報告会」が長野市議会の主催により催されました。
60人余りの市民に皆さんにご参加いただきました。(理事者の参加も結構ありましたが…)
議会の活性化、議決に対する説明責任を図ろうと、「市民に信頼される市議会」「より身近な議会」をめざし、H25年度から実施しているものです。
議会側からの報告は、常任委員会では3月市議会定例会の新年度予算案等の議案審査・議決状況が中心、特別委員会では、委員会の調査研究の目的と今日的な調査状況です。
限られた時間内の報告では、ホントにエッセンスになります。
報告会では、延べ8人の市民の皆さんからご意見・ご要望をいただきました。
中山間地域における小・中学校の通学区の問題、長野駅東口の再開発事業における高層ビルの抑制、地域発きらめき事業の実施における住自協との連携・後押し、障がい者施設の開設に向けた住民理解の問題、ふれあい福祉センターを利用するボランティアの市営駐車場・無料時間の延長など、貴重なご意見でした。
3月議会の委員会等では議論されてない課題もありますので、今後の議論に活かしていきたいと思います。
市役所駐車場利用・無料時間の延長は、ふれあい福祉センターを利用するボランティアの皆さんからは有料開始前から強く要望されている問題です。
私も、総務委員会で利用実態に鑑み無料時間の延長を求めてきた一人ですが、市側は「現状を見極め柔軟に対応したい」としつつも、「2時間までの無料」という原則を変えていません。
6月議会において改めて問題提起していかなければなりません。
「ワンウェイで一方通行の報告会」という厳しいご意見も頂戴しました。
私自身は、報告よりも意見交換にウェイトを置いた報告会の運営を提案してきています。参加者が減少していること等も踏まえ、報告会のあり方について再検討すべき時期を迎えていると思います。
アンケート結果等を精査し、今後の報告会のあり方の再検討につないでいければと考えます。
市民の皆さんが参加したくなるような報告会…模索しなければなりません。
写真は後刻掲載します。
明日から3日間、市議会総務委員会の行政視察で、塩釜市・盛岡市・函館市を訪問します。