災害見舞金の支給対象拡大…1万5千円を約1,000世帯へ

 神城断層地震による住宅被災に対し、市は3万円の「災害見舞金」を支給するとし、12月議会で2,700万円を予算化しました。
 市は、議会初日に、新たに支給基準を追加拡大し、1万5千円を約1,000世帯を目途に支給する方針を示しました。

 3万円の災害見舞金の支給基準は条件が厳しく、行き渡らないことから、対象の拡大を求めてきましたが、形になった格好です。
 因みに3万円の見舞金支給世帯は、1,400件の申請中201件(14.4%)にとどまっています。

 被害状況調査において、「使用目的を損じてはいないが、住宅の屋根または外壁等に面積割合で40%以上の損壊が生じている」と判定された住家が対象となります。
 既に被害状況調査が終わっている世帯には市から申請書が送付されます。
 被害調査未実施の場合は、まずは区を通して市に被災調査依頼を行うことが必要となります。【下図は説明資料より】
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 屋根や外壁の損壊割合=40%という基準が“曲者”です。40%という数字は、損害補償の際の目安となっているようですが、「見舞金」ですから“市の気持ち”が被災市民に伝わるよう、柔軟に対応することを強く求めました。

 地元の安茂里地区では、3万円の災害見舞金を申請した世帯は35世帯、内、支給が決定した世帯は3世帯で(2月25日段階)、支給決定率は1割未満です。
 特に屋根が損壊した住家世帯は支給対象から外れています。

 45万円かけて既に修理した世帯や、屋根の修理を見積もってもらったら「400万円」と言われ、工事を保留せざるを得ない世帯もあります。金銭的には「焼石に水」に近い支援ですが、繰り返します、「気持ち」ですから…行き渡らせたいものです。
 安茂里地区の申請者の内、どの範囲までカバーされるものなのかを検証しつつ、区長さん達と連携して、新たな支給基準を周知しつつ支給が行き届くように取り組みたいと思います。