ユンディ・リ公演中止

 今日10月2日夜に、ホクト文化ホールで予定されていたユンディ・リのピアノリサイタルは中止です。妻からのバースディプレゼントで、奮発してS席をとってくれていたのですが、空ふりに終わってしまいました。
 数日前にテレビ放送で知り、私が払い戻ししました。払戻金は当然のことながら妻の手に…。


 ユンディ・リは中国・重慶生まれ、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで、最年少で優勝を果たし、以後、一躍注目を浴びてきているピアニストです。
 9月22日から予定されていた日本公演中止は、尖閣諸島問題の煽りです。招聘元のジャパン・アーツの発表によれば、「尖閣諸島問題の影響により、中国政府から訪日を見合わせるようにとの行政指導を受け、来日が出来なくなったため」とされています。中国政府の締め付けは厳しいようです。

 今年は日中国交正常化40年の節目、深刻化する領土問題を巡っての政治的対立により、記念行事等も相次いで中止に追い込まれています。
 文化と政治は違うでしょう!市民レベルの文化的交流に政治が介入するな!と言いたいところですが、領土問題の根は深いということでしょう。

 尖閣諸島は竹島と同様、日本の領土であると考えていますが、尖閣諸島の場合、国有化に対する中国の反応に、外交上の読みの甘さ・誤りがあったことは事実でしょう。
 領土問題を先鋭化させてナショナリスティックに対応することで解決できる問題ではありません。私自身は、国有化策は時期尚早であり誤りであると思っています。民間所有のまま、実効支配を強め、国際社会に理解を訴える方法があったはずです。
 
 かつての日本軍による侵略戦争、植民地支配、そして敗戦後の領土画定が背景にあるわけですから、歴史的事実を改めて整理・共有し、平和的外交を通じて解決すべき問題だと思います。
 不幸な歴史を再現させてはならないと思います。

 それにしても、コンサート中止は残念!!

 誕生日を迎えました。昨日10月1日で55歳に。四捨五入すれば60歳!「う~ん」って感じです。妻と娘たちからは、「切り捨てでいいんじゃない。当分の間、50歳ということで」と慰められています。
 50半ばにして、体の衰えを実感するこの頃、「歩く」ことを実践しなければなりませんね。メタボ対策も必要ですから…。