高齢者対象にバス乗り方教室

西日本を中心に大雨特別警報が継続する中、既に14人が犠牲に、安否不明の方も45人という深刻な状況に。
長野地区では土砂災害警報が解除されましたが、最大級の警戒で万全な備えを怠らないようにしましょう。


さて、7日午前、安茂里支所駐車場で高齢者を対象にしたバスの乗り方教室が行われ、様子を拝見してきました。
市の高齢者活躍支援課が主催するものです。

24人の安茂里地区内在住の市民の皆さんが集まり、アルピコ交通が用意した路線バスを使いながら、ICカードの使い方、チャージの方法、バスの乗り方・降り方を体験するとともに、バス停での待合や乗車中の事故防止、降車時の安全確認などの話に耳を傾けました。

ほとんどの方がおでかけパスポートを所有されていましたが、日常的に路線バスを利用されている方は少なく、ICカードの利用体験という意味では良い機会になったものと思われます。

皆さん、戸惑いながらも笑顔で参加されていらっしゃったことが印象的でした。

早速、戸隠へのバス時刻表を確認されていた方もいらっしゃいました。

長野駅前から戸隠中社までの路線バス運賃は片道1,250円、往復では2,500円です。でも、おでかけパスポートを使えば往復400円で戸隠を訪れ蕎麦を食べて帰ってくることができます。

長野市では70歳以上の高齢者の外出支援策として、市内路線バスや市営バス・乗り合いタクシーを距離に応じ110円から200円の運賃で利用できる「おでかけパスポート」事業を展開しています。H24年度から交通ICカード「くるる」を導入し、おでかけパスポートもICカード化されています。

ICカードシステムを導入したことから、使い方が分からず、乗り方等の案内があれば利用しやすいという要望を受け、昨年度から高齢者を対象にしたバスの乗り方教室に取り組まれているもので、昨年度は2地区で実施、今年度は6地区を予定しています。

道路交通法の見直しにより、高齢者の運転免許証返納が急速に進む中、マイカーから公共交通への利用転換をすすめ、高齢者の買い物や通院、観光などのお出かけを支援していくことが健康寿命延伸という視点からも重要な課題となっています。

同時に、不便な路線バスから便利な路線バスへと利便性を高めることも喫緊の課題です。

私自身、モビリティマネージメント=公共交通の利用促進という観点から、高齢者や小学生を対象にしたバスの乗り方教室の取り組みを求めてきました。

小学生を対象とした教室も始まりました。こうした取り組みをさらに拡充させたいものです。

おでかけパスポートの申し込み受付も。チャージされる方もいらっしゃいました。

おでかけパスポートは100円運賃で路線バス乗り放題としてスタートしましたが、H27年10月から距離制運賃を導入、「110円から200円までの乗車区間に応じた額」に見直されました。

当初、市側は乗車距離に応じ通常運賃の30%を利用者負担とする案を提示しました。

この案に対し、200円を上限設定とするよう強く提案、実現にこぎつけたものです。

3年後に見直しするとされてきているもので、今年度が見直しの時期となります。現状維持を強く求めていきたいと考えます。

➡【関連】150309「3月定例会・質問より➊…おでかけパスポート、利用者負担200円上限を提案」

➡【関連】150420「おでかけパスポート利用者負担…200円上限に再見直し」