1月18日に臨時議会、注目は市民会館・廃止条例の行方

 昨日は、3団体の旗開きや新年会をはしご。欠席でメッセージを送った団体もありますから、昨日あたりが金曜日でピークなのかもしれません。今日は小諸市議選を闘う清水清利市議の陣中見舞いに行ってきました。真冬の選挙はなかなか大変です。

 さて、1月18日に国の補正予算の成立を受け、臨時議会が開かれます。総額で12億6000万円余の補正予算案と長野市民会館の建て替えに伴い市民会館を廃止する条例案などが議案です。
補正予算案は、国の「きめ細かな交付金」を活用し社会福祉施設や教育・観光施設などの改修などで地元の中小企業・零細事業者が受注できるように配慮するもので約9億5600万円、また「住民生活に光を注ぐ交付金」を活用し消費者トラブル対策やDV・自殺・不登校対策、図書館の充実などを図るもので約1億3300万円などが柱です。施設改修の他は、高校1年生への子宮頚がんワクチン接種小中学校の950教室への扇風機設置(1普通教室に4台設置)市立図書館や学校図書館の所蔵図書の充実太陽光発電システム普及促進への補助や住宅耐震補強への上乗せ補助などが盛り込まれます。

 消費者対策やDV対策では、啓発のためのセミナー(337万)やパンフの購入費(54万)で、ちょっと物足りなさが残ります。今まで十分に光があたらなかった部分への手立てを趣旨とする交付金ですから、相談機能の充実につながるような対応ができないものかと思います。

 注目されているのが市民会館の改廃に伴う条例です。重要な市民財産である公共施設を廃止しようとするときは議会の3分の2の同意、特別多数議決が必要な案件となるからです。重要な条例案ですから、本来であれば「定例会」に提案されるべき議案だとは思いますが、12月議会定例会段階で1月臨時議会が予定されたこと、市民への周知期間等を考えたときに、また、もともと私としては「現在地での建設」を主張し、市民会館の建て替えに伴う廃止手続きは既定のものとなることから、臨時議会での提案は止むなしとしています。当然、賛成することになります。3分の2の議決をクリアーできる見通しは報道の通りでしょう。しかし、「ギリギリで可決」ではなく、行政側には議会に粘り強く理解を求めていく姿勢が不可欠でしょう。

 市民会館と第一庁舎は現在地で一部合築方式を基本に建設する方針を決めたことから、一つのケジメをつけた上で、市民会館の機能、必要とされる機能をどのように確保し、新しい文化芸術の発信・交流の場にするのか、そして、こうした市民の文化芸術活動を担い支える管理運営をどのように行うのかといった中身の議論に移行すべきであると考えています。また、そのプロセスにおいて十分な市民説明、意見聴取が必要なことは言うまでもありません。私が強く求めてきた信濃毎日新聞等への「広告」を活用した市民周知は、来週中には実現するようです。紙面や内容は、見てみないと何とも言えませんが…。

 実は、この条例案に関し私としては、市民会館は「建て替え」であることから、「休止・休館」になるとの認識でいたため、条例改正が必要になるとは考えていませんでした。市側も同様の発想にあったようですが、県との協議の結果、4年間も休館となることから廃止の手続きを進めることになったようです。新たに市民会館の建設・利用に関する条例が必要になるわけですが、2年くらい先を考えているようです。また、「特別議決を要する公の施設の廃止」の対象となる施設は、都市公園や長野市民会館、大峰城、市営体育施設、上下水道施設に限定されており、学校施設や図書館、更には篠ノ井市民会館や松代文化ホール、オリンピック施設などは含まれていないのです。S41年に制定された条例なのですが、合理性を欠いた条例となっていることは課題です。