安茂里地区の元気なまちづくり市民会議

 立秋の7日を迎えた途端に、夜半は一挙に涼しくというか、肌寒く感じるほどになりました。日中は熱中症、夜は夏風邪に要注意です。

元気なまちづくり市民会議…市長がパワーポイントを使い、重要施策について報告説明


 8日、安茂里地区の元気なまちづくり市民会議が開かれ地元議員として参加。今年は市長による施政方針・重点施策の講演がメインで、自由討議の中で、防災備蓄倉庫の増設と特別養護老人ホームの地区内建設の要望について意見交換が行われました。例年に比べ、参加された住民がちょっと少なかったように思われます。

 挨拶の機会をいただいた私は、「第一庁舎・市民会館をはじめ、長野駅前広場の整備、権堂地区の再生、さらにはサッカースタジアムの整備、そして日々の暮らしにおけるセーフティネットの拡充など課題が山積する中で、それぞれ50億、100億といった資金が投入されるだけに、市民の皆さんの声がしっかり活かされること、市民の皆さんの必要度・満足度に照らして、それぞれの事業の効果、有効性をしっかり検証することが大事。こうした観点から議員としての責任を果たしたい」と述べるとともに、「国道19号の歩道整備、マンボ橋の改修、JR安茂里駅踏切の拡幅、浸水対策など安茂里地区内の懸案課題について、住民自治協議会、区長さんたちと連携して引き続きしっかり取り組みたい」と述べさせてもらいました。市長を前に言いたいことは沢山ありますが、あまり突っ込まず、大人しく(?)挨拶させてもらいました。

 市長からは、市側が設定した「市役所第一庁舎・長野市民会館の基本設計」と地区からの要望による「防災対策の推進」、2つのテーマで約45分間、報告・説明が行われました。質問等が出なかったのは残念です。

 自由討議では、裾花中学校に設置され、新たに建設される差出南区内の公園に新設が予定されている防災備蓄倉庫について、地区内東に偏ることから、バランスのある防砂倉庫の設置を求めたもので、危機管理防災監は「地区内のバランスを考え、新設適地を検討する」と答弁したものの、市長は「地区内に3カ所というのは難しい。2カ所目の場所について検討するということではないか」と述べました。差出南区の旧食肉センター跡地に整備される公園は、防災公園機能も付加する構想のもと、防災倉庫を設置することで内定しているもので、安茂里地区全体のバランスと言えども、こうした経過を覆すようなことになると、問題が広がります。
 犀川と裾花側、そして土砂災害危険区域に囲まれ東西に長い安茂里の地形と災害対策を考えると、防災備蓄倉庫の拡充は何としても必要です。これからの課題です。

特別養護老人ホームの建設では、「特養の入所待機者が1620人いる現状を考えると施設の拡充は必要。計画に沿って整備を進めたい」とした上で、地域の協力を前提として「民間から申し出があれば検討したい」と述べるにとどまりました。
地域密着型の小規模特別養護老人ホームやグループホームについては、西部地区内ではそれぞれ2カ所整備する計画になっており、こうした視点からのアプローチも必要であると考えています。

 市長がまとめの中で、市民の安心・安全に触れて、放射性物質の検査体制について「(精密検査ができる)ゲルマニウム半導体検出器の導入を求める声があるが、大変高い機器でもあり必要ないと考えている。市としては(消費者庁から貸与される簡易測定器の)スペクトロメーターによる検査で十分」と述べました。
 スペクトロメーター1台では給食食材の全量検査はできないことを明かさずに、「検査は十分」とするのはいかがなものでしょう。ゲルマニウム半導体検出器の購入にしても、約2千万円であり、市民の安全を確保するための税金の使い道としては決して高くないと思います。

 市独自にゲルマニウム半導体検出器を導入し検査体制の充実を図ることが必要だと主張してきた私が目の前にいたから、敢えて取り上げた問題だとは思いませんが、市長が「十分」とする論拠をしっかり検証し、市民の安全を守るためにさらに力を尽くしたいと思います。