9月市議会定例会が終わりました

9月市議会定例会が終わりました。

すべての議案を可決

 22日には、議案等の議決が行われ、12億9,600万円余を追加する長野市一般会計補正予算やマイナンバー制度の導入に伴う個人情報保護条例の一部改正、長野市暴力団排除条例など、市提出のすべての議案を賛成多数等で可決しました。
 市提出の議案や議会提出の議案に対し、11人が賛成や反対の討論に立ちました。

 この日は、午後6時までかかった本会議に引き続き、議員提案となる「農業振興条例案」の骨子についての議員説明会、新メンバーによる議会報編集委員会が開かれ、午後7時までかかってしまいました。それから、小市の志奈埜市神社秋祭りに駆けつけた次第です。

暴力団排除条例に反対

 さて、市提出の議案には基本的に賛成しましたが、「暴力団排除条例」についてのみ、委員会審査において市民の基本的人権が制限されるおそれがあることがはっきりしたため、賛成せず、反対討論を行いました。

集団的自衛権行使の閣議決定撤回を求める請願否決に
憲法理念尊重の慎重審議を求める意見書には賛成

 集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める請願は、同趣旨の請願が5つの平和運動・市民運動団体から提出されていましたが、すべて賛成少数で否決に。
 これらの請願を審査した総務委員会では、請願を否決した上で最大会派の新友会が提案・提出した「安全保障法制の整備にあたり、十分な国民への説明と、憲法の理念を尊重し国会等での慎重審議を求める意見書案」を全会一致で採択し、本会議に上程することに。しかし、本会議では共産党市議団は「反対」に回り、賛成多数で可決しました。

 私は、閣議決定の撤回を求める請願を不採択とする委員長報告に反対する一方、新たな意見書案については、「憲法の理念を尊重した慎重審議」を求める趣旨に着目し、長野市議会として、国に対し異議を込めた何らかの意思表示をすべきとの考えから、意見書には賛成しました。

 同意見書案は、閣議決定の内容の是非に踏み込むものではありませんが、閣議決定に対して「十分に説明していない」「検討が十分に尽くされていない」の世論を重視する内容を盛り込んだ点を評価しました。

 玉虫色といえば玉虫色…同床異夢の感は残りますが、自民・保守系の新友会内においても集団的自衛権の行使について疑義ありとする意見が大勢を占めていることを示す出来事でしょう。こうした動きを大局的に判断しました。

手話言語法の制定、奨学金制度の充実を求める意見書も

 この議会では、「安全保障法制の整備にあたり、十分な国民への説明と、憲法の理念を尊重し国会等での慎重審議を求める意見書」のほか、請願の採択に基づいて「地方財政の充実・強化を求める意見書」「手話言語法(仮称)の制定を求める意見書」「危険ドラッグの根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書」「奨学金制度の充実を求める意見書」が全会一致で可決されました。

福祉環境委員会、議会運営委員会、公共交通対策特別委員会に所属

 23日は議会人事で、委員会の新たな所属等を決めました。
 私は、常任委員会は福祉環境委員会と議会運営委員会に所属することに。議運は引き続きですが、今期は副委員長を務めることになりました。
 福祉環境委員会では、介護保険制度の見直し、子ども子育て支援新制度のスタート、生活困窮者対策の本格化、マイナンバー制度への対応、ごみ焼却施設の建設、再生可能なエネルギーへの移行などを課題に、提案を含め取り組む所存です。
 また、特別委員会は、復活した「公共交通対策特別委員会」に所属します。公共交通ビジョン策定の大詰めの時期を迎えること、長電バスやアルピコ交通の不採算路線の維持存続が課題になっていることから、進んで委員となりました。
 他に、長野広域連合議会議員(福祉環境委員会委員)、議会報編集委員会委員を務めます。

副議長は新友会所属の中野清史議員に

 副議長選挙は、新友会から中野清史議員(2期目)、共産党から佐藤久美子議員(豊野町議員を通じて6期目)が立候補。
 所信表明会では、中野議員の表明に議会活性化のさらなる取り組みに対する具体性があったと受け止めましたが、正副議長ともに新友会が独占することへの異議申し立てと、女性の視点の取り組みを重視し、私を含め市民ネットは佐藤議員に投票しました。
 結果は、中野議員30票、佐藤議員9票で、中野議員が副議長に就くことになりました。

最後の1年の始まりです

 早いもので、この任期最後の1年となります。
 課題山積の長野市政です。市民が主役のまちづくりをめざし、市民が笑顔で安心して暮らせるよう、心してしっかり取り組みたいと思います。