9月市議会定例会始まる

4日、9月市議会定例会が始まりました。
初日に行われた市長の議案説明のポイントと私の質問発言通告について報告です。

加藤市長の議案説明・主要施策の動向から

南木曽町や広島市で発生した土砂災害を踏まえて

「危機管理防災監を統括として長野市の災害対応につい再点検を指示」「土砂災害の危険性のある箇所の巡視などを進めている」
…市内では土砂災害防止法に基づき、県により警戒区域として土石流359か所、がけ崩れ1867か所が指定。地すべり区域は未設定で、早期の指定と周知が求められます。

人口減少社会への対応について

「若者を中心とする人口が東京に一極集中する傾向が強く、地方から大都市圏への人口流出の傾向に歯止めをかけるためには、若者が魅力を感じる地方の拠点都市をめざし、地方から元気を出していくことが必要」「交流人口の増加、定住人口の増加、特色ある地域づくりの3つを柱に施策を展開。具体的には若者と企業等とのマッチング、首都圏からの企業誘致、法人税率を軽減するようなインセンティブを与える制度を国に提案、子育て環境の整備、市民の健康増進、健康寿命延伸を目的に策定した健康長寿6カ条のPRなどに取り組む」「来年度予算編成に向けて施策の検討を指示」
…「市長宣言」や「人口減少社会対策本部の設置」には触れずじまい。手法と内容について質問で取り上げます。

新第一庁舎・市芸術館の建設について

「天井耐震化に要する2カ月を含め、合計8カ月の工期延長に収まるよう全体工期の調整を図った」「工期延長は、全国的な建設需給のひっ迫に伴う労務不足という不測の事態であり、やむを得ない。改めてお詫びする」「市芸術館の指定管理の開始時期はH27年4月とし、万全を期す」
…この問題について、総務委員会で取り上げ議論してきた経過がありますが、工期延長の責任や市民負担の増大等について改めて質問に取り上げます。

新幹線延伸・善光寺御開帳対策について

「北陸新幹線の長野~金沢間の開業が来年3月14日に決定。40往復が長野駅に停車することから、長野駅の利便性が大いに高まる。長野駅が通過駅にならないよう地域の魅力を高める」
「善光寺御開帳期間中の誘客が重要なポイント。おもてなし空間の演出やおもてなし環境の整備を進めているとろ。歩行者天国の実施回数を抑え、事業費についても精査。パークアンドライドに加えインターネットによる渋滞情報の配信など渋滞対策を強化する」
…事業費は補正予算案に盛り込まれています。前回2009年の御開帳時は「善光寺イヤーキャンペーン」として事業展開され、御開帳関連に5,000万円余、渋滞対策に6,300万円余、合わせ1億1,380万円余を支出。今回は、御開帳関連では5,270万円であまり変わらないものの、松代や戸隠への回遊を含めた全市的キャンペーンとしてプラス8,200万円で合計1億3,400万円余、渋滞対策では1億200万円、これらにウェルカム実行委員会負担金2億5,000万円が加わり、総計4億8,600万円余を投入する一大事業となっています。当然にして市の負担金も増えているわけです。お祭り好きの加藤市長ならではの「直轄プロジェクト」の産物、次につながる未来への投資となるのか?!質問には取り上げませんでしたが、要チェックです。改めて問題整理します。

農業振興について

「幅広い年齢層の市民を対象に身近なところで農業技術を学べる場として仮称。農業研修センターを整備する。長野インターチェンジ周辺を候補地として用地を選定中。今年度中に構想を具体化」

市立長野高校への中高一貫教育の導入について

「市立中高一貫校では、体系的なキャリア教育を実施し生きる力を育成すること、確かな学力を養成することをめざしている。新しい教育モデルとして市内小中学校に広げ、市の教育全体のレベルアップにもつながる」
…果たしてそうだろうかとの疑問が残ります。少子化の時代、周辺の中学校への影響など多面的な検証が必要です。パブコメが実施されますから、課題整理が早急に必要です。

公共交通の整備について

「長電バスが廃止を予定している保科温泉線は、1年間存続理方向で調整を進めている。その後については、地域と相談して対応を検討」「バス路線の維持は全市的な課題手であり、先進事例などを参考に地域の移動手段の確保について十分検討していく」
…所管の総務委員会でしっかりとチェックしたいと思います。

松代の象山地下壕入口の説明板の記載について

「一部にテープを貼って見えなくした件は、思慮を欠いた行為であり混乱を招いたことをお詫びする」「検討会を設置したので、適切に対応する」「大きな論点の是非もさることながら、歴史的に貴重な遺産であり、多くの人に見ていただくことが大切」
…「強制連行・強制労働」の「大きな論点の是非」を回避する姿勢を強調したものです。即時復元を求め質問に取り上げます。

一般質問の発言通告をしました

質問は10日の午後3時5分頃から

9月市議会の論点について、前回のブログにいろいろ書きましたが、結局、質問は4点に絞りました。今日は一日、質問原稿作りです。
1.人口減少社会への対応、幻の市長宣言について
2.新第一庁舎・市芸術館建設工事の工期延長と市民負担の増大について
3.松代大本営地下壕の施設案内の看板及びパンフレットの復元について
4.介護保険制度の見直しについて
質問は10日の午後3時5分頃からの予定です。

「空き家対策条例の制定」「生活困窮者対策・パーソナルサポート事業の強化」は見送りに

「その他」として、深刻な空き家問題を踏まえ、解体費用の助成や行政代執行を盛り込んだ「空き家対策条例の制定」を取り上げるつもりで、原稿をつくりましたが、時間の関係と私の質問の前に「空き家対策条例」を取り上げる議員がいることが判明したため、見送ることにしました。
また、生活困窮者対策・パーソナルサポート事業の強化について、寄り添い重視の自立相談支援の徹底、必須事業・任意事業一体の包括的な支援事業の展開をはじめ、中間的就労の場の確保など若者支援の具体策を求めるつもりで、これまた原稿をまとめましたが、来年度からの事業スキームについて10月頃に県が方針を示すこともあり、今回は見送りました。今後の課題です。

我が家の癒し

シラサギ草とバラです。質問原稿作成の焦りといら立ち?を癒してくれます。
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