3月議会質問より➌…副市長との役割分担、明確に

◆副市長2人体制の意義と役割分担を質す
 加藤市長は、新幹線延伸・善光寺御開帳対策と中山間地域活性化対策で2つの市長直轄プロジェクトを立ち上げ、迅速な問題解決を図るとしています。
 しかしながら、子育て支援や公共交通の活性化など前市政時代の副市長プロジェクトは廃止または休眠状態になっています。市長に権限を集中させるのではなく、特別職である副市長との役割分担を明確にし、副市長2人の存在意義と役割が市民にもわかりやすくするよう求めました。

◆市長…「2人体制は当面継続。副市長室の壁を取り払いオープンに」
 市長は「当面、副市長2人体制を継続する」としたうえで、「黒田副市長は企画・財政・環境・建設部門を、樋口副市長は総務・産業・地域振興部門を担当しており、個々の課題を二人で分担し、それぞれ集中的に取り組む体制が必要と考える。3人寄れば文殊の知恵、力を合わせる」と答弁。また、交差して情報を共有するために「4月から副市長室の壁を取り払い、秘書室と同じ部屋で仕事をするようにする」とも述べました。
 副市長プロジェクトの新たな設置については言及しませんでした。

◆集権的運営が気がかり
 答弁を聴いていて、「最後は自分が決める。副市長たちは私のサポートに徹すればよい」といった感じが滲み出ているように感じます。市長の権限と言えばそれまでですが、風通しを良くすると述べる一方で、自らへの集権に固執し、傲慢な市政運営にならないよう、クギを刺しておきたいところです。
 公共施設のマネジメントや子どもの権利条例などについて、副市長プロジェクトを組み全庁横断的に検討が進むような体制を望むところです。