加藤市長の引退報道…ポスト加藤へ動き本格化

16日付信濃毎日新聞朝刊を見て「オオ~!そうか!」…2期8年間務めた加藤久雄・長野市長(78歳)の引退報道です。

3月定例会の議案説明より

“新聞辞令”の段階ですが、この種の報道は「ウラ」を十分にとっているはずですから既成事実となっています。14日に開かれた長野商工会議所の創立120周年記念式典あたりにニュース・ソースがありそうです。

3月議会以降、加藤市長の去就を巡っては、「出馬か、引退か」相半ばする声が届いてきていました。最近の市政対応からは、なんとなく積極的な意欲が感じられないとの印象を持ってきた一人です。

引退は6月10日から始まる6月市議会定例会の冒頭表明になると思います。なぜ引退なのか、2期8年間をどう総括し、残された課題をどう打ち出すのか、後継指名を匂わせるのか、出身母体の経済界に丸投げするのか、注目されます。

いずれにせよ、ポスト加藤の動きが本格化します。既に前回も立候補した土屋龍一郎氏が出馬表明し、他にも自民党県議をはじめ複数の名前が取りざたされていますが、選挙構図が固まるにはまだ時間がかかりそうです。

加藤氏が当選した過去2回の市長選では、所属する社民党は自主投票、市議会会派・改革ネットはそれぞれ個人の立場を尊重するとし、私自身は消極的ですが対立候補を支援してきました。加藤市政に対しては是々非々で対応してきています。

次期市長選挙に向けては、私が公約として掲げてきた5つの重点目標、➊脱格差へ、暮らしのセーフティネットを確立、➋子育て支援先進都市へ、負担軽減の拡充、➌健康長寿のまちづくり、医療・介護の充実、➍市民の足を守る、公共交通優先のまちづくりへ、➎災害の備え万全に、減災のまちづくりへ、に照らして加藤市政を検証し、私の想い、市民の想いを託すことができる人材を模索したいと思います。

重要な市政課題は山積ですが、特に、自助・自己責任が強調される国の政治に対し、市民のいのちと健康、暮らしを守るため、地方分権・地域主権の観点からいかなる防波堤を築く問題意識を持つのか、自治体としての「公共」の役割をどう考えるのか、基本スタンスを重視したいと考えます。

県都の市長選挙においても、市民と野党の共闘候補の擁立を模索できないかとの問題意識は持っています。関係者の皆さんとの相談を本格化させたいと思います。