予算議会始まる…8日に本会議質問

「弥生」…3月です。寒暖の差が激しいとはいえ、日中は春の訪れを実感させる陽気です。

このところ、県政に挑戦する池田清さんと一緒に安茂里地区であいさつ回りをしていますが、コートがいらないくらいです。もっとも昨日は雨模様でしたが…。

さて、2月27日、3月市議会定例会が始まりました。3月25日までで会期は27日間です。

市側から新年度予算案をはじめ59件の議案が提案

市側からは、1,505億円の2019年度長野市一般会計当初予算案など予算関係27議案、森林づくり基金条例、5つの市立保育所を民営化とする条例改定、国民健康保険料率を0.3%引き上げる条例改定、10月の消費税増税を見据えた手数料等を改定引き上げる条例改定など条例関係が24件、長野市民病院の第2期中期計画の認定その他議案8件、報告10件が提案されました。

市長の施政方針(新年度の主な施策)より

第五次長野市総合計画・前期基本計画に掲げる計画推進重点テーマに沿った施政方針演説では、新年度予算において、「事が起きてからの対処療法ではなく、予め備え対策を図る”YOBOU”をテーマに各種施策を積極的に展開する」と強調しました。

新年度の主な施策では、健康寿命の延伸、子育て支援などで評価すべき新規事業が盛り込まれたものの、表面的・総花的で(施政方針ではやむを得ないところはありますが)、例えば「予防=”健康づくり”を重点とし、体系的に次のような施策をパッケージで展開する」といった施政方針の方がわかりやすいなと思いながら聴きました。以下、抜粋です。

●幸福度ランキング、中核市で3位
東洋経済新報社の幸福度ランキングで中核市45市の中で3位、地域ブランド研究所の魅力度ランキングでは、全国1000の市区を対象とする調査で51位と高い評価を得た。奢ることなく、高い評価を得られるよう努める。

●防災体制の整備
10月に県と共催で長野県総合防災訓練を実施。20年ぶり。避難所等への公衆無線LAN(Wi-Fi)の整備を引き続き推進。第三次長野市災害時備蓄品等整備計画に基づき、公的備蓄の充実を図るとともに、流通業界との災害時連携協定締結で流通備蓄による物資の調達を進める。

●公共交通の整備
4月のバスロケーションシステムの導入を機に、「ながのスマート通勤応援月間」を設けるなど、企業や住自協との協働で「エコ通勤」の普及・促進に取り組み、自家用車から公共交通への利用転換を図り、渋滞緩和につなげる。

●自転車の利活用
国の「自転車活用推進計画」を踏まえ、「長野市版自転車活用推進計画」を策定。

●しなの鉄道の車両更新
2019年度から8年間の計画で行うしなの鉄道の車両更新に、国・県と協調して支援。

●公共施設マネジメント
2020年度までに策定する「個別施設計画」は、庁内横断的に長寿命化や再編・再配置の検討を進め、市の方針を整理したうえで、議会や審議会の意見を聴きながら策定する。

●住民自治協議会10年
第三期都市内分権推進計画は2020年度が最終年度となることから、(都市内分権審議会において)現計画の検証を行い、人口減や役員の担い手不足など顕在化する新たな課題に対し、今後の方向性などを協議していく。

●喫煙所の設置
「長野市ポイ捨て、道路等における喫煙等を防止し、きれいなまちをつくる条例」は施行から1年。適切な喫煙所の整備も必要なことから、セントラル・スクゥエアに公衆トイレと合わせ喫煙所を設置、4月から供用開始へ。

●森林整備
広葉樹林造成調査研究事業を継続し、森林が持つ他県的機能を持続できるよう取り組みを進める。森林経営管理法の施行に伴い「新たな森林管理システム」の運用に取り組むとともに、森林環境譲与税を活用した間伐や林業者の人材育成などの事業を進める。

●移住者支援
国の移住支援事業(最大100万)を導入し、県と連携しながらUJIターンを促進。新たに移住促進住宅を開設(東口土地区画整理事業における七瀬の従前居住者用住宅を活用)。移住者等が空き家バンクに登録された住宅に居住する場合の改修補助金の対象範囲を中山間地域から平たん地域にも拡大。

●伝統芸能こどもフェスティバルを9月に開催

●プロバスケットチーム「信州ブレイブウォリアーズ」のホームアリーナの受け入れ
千曲市からの支援要請に応え、ホームアリーナをホワイトリングにする方向で利用調整中。

●飯綱高原の観光戦略
ウィンターシーズン中心からグリーンシーズンの誘客強化に転換し、収益性を高める。そのために(仮称)山の駅飯綱香華の整備や大座法師池の炊事用テラス回収に取り組む。

●中心市街地の活性化
「もんぜんぷら座」は、利用者の影響が最小限になるよう配慮しながら耐震補強の改築工事に着手。城山公園の再整備は、1月に実施したサウンディング型市場調査の結果などを参考に、公園の将来像を描き、公園一帯のリニューアルによる魅力向上に取り組む。

●ICT産業の活性化・人材育成
小中学生を対象とした地域ICTクラブやプログラミングコンテストの実施でICTリテラシーの醸成を行い、段階に応じた人材育成の取り組みを進める。都市部のIT企業の誘致につなげ、ICT産業を地域の基幹産業に育てる。企業が先端ICT技術者を雇用する場合の補助制度を創設し、市内企業の人材確保を支援。

●少子化に対応した子どもにとって望ましい教育環境の整備
活力ある学校づくり検討委員会の「審議のまとめ(答申)」について、子どもたちのことを第一に考え、未就学児を含めた保護者や地域に丁寧に説明し理解を深めたもらう取り組みを進める。

●教職員の働き方改革
教育委員会で「長野市の学校における働き方改革推進のための基本方針」を策定中。教職員が一層授業に集中できる環境を整え、笑顔あふれる学校づくりに取り組む。

●子どもの安全
国の「登下校防犯プラン」に基づき、通学路の環境整備・改善を進めるとともに(防犯カメラの設置)、警察、学校、地域住民等との連携を強化、社会全体で子どもを守る取り組みを進める。

●小中学校のエアコン整備
12月補正予算により、今年の夏前に整備予定の小学校30校分の工事について、全件入札が完了し、工事に着手。

●大学収容力、28%から40%に上昇
昨年の県立大学の開学と今年4月の長野保健医療大学と清泉女学院大学の看護学部開設により、18歳人口に対する大学入学定員の割合を示す大学収容率が40%に。卒業後も地域に定着できるよう、市内企業に関する情報提供や社会人と学生の交流の場を確保するなど支援していく。

●ながの版ネウボラを6センターに拡大し市内全域を支援
母子保健コーディネーターによる妊娠期から子育て期にわたる母子の総合的相談支援=“ながの版ネウボラ”を新たに西部と東部の2保健センターに拡大。三陽・吉田・犀南・真島の4保健センターから6センター6名体制で市内全域を支援していく。

●おたふくかぜワクチン接種、市独自に助成
任意予防接種となっている子どものおたふくかぜワクチン接種で、1歳以上2歳未満を対象に初回1回分、3000円を上限に助成することに。

●風疹も定期予防接種に
国が抗体検査と風疹の予防接種が定期予防接種に位置付けたことから、市としても抗体検査及び予防接種の実施へ。1962年(S37)4月2日から1979年(S54)4月1日に生まれた成人男性全員が対象。

●胃がん検診に内視鏡検査も導入
これまでのバリウム造影によるX線健診に加え、新たに内視鏡検査も導入へ。50歳以上の偶数年齢の市民を対象に自己負担3000円で検診できるもの。50歳は半額に。

●フレイル予防へ
寝たきりの要因となる心身の虚弱状態を意味する「フレイル」を予防するため、「動く」「食べる」「つながる」の3つの要素を柱に、保健福祉、教育、文化、スポーツ等、多分野における事業を展開。運動習慣へつなげるイベントやスポーツ講座、栄養指導や歯科相談の充実、ディスコやカラオケなどのイベントや講演、就労支援などに取り組む。また、イベントに出向き体力年齢や健康年齢を測定し、運動指導などを行う「体力・健康チェックキャラバン事業」を実施。

●児童虐待の防止
千葉県野田市の小学4年生女子児童の両親からの虐待による死亡事件(何とも痛ましい事件です)を踏まえ、「市要保護児童対策協議会」の関係機関や地域と連携しながら、児童虐待のリスクのある家庭を早期に発見し、適切な支援につなげるなど、子供の命を守る取り組みを強化する。

●「子育てコンシェルジュ」を配置
市内2カ所のこども広場(じゃんけんぽん・このゆびとまれ)に子育ての不安や悩みの相談に応じ、必要な情報提供、提案、助言を行う専任職員「子育てコンシェルジュ」を配置。また保育・幼稚園課に「保育コーディネーター」を配置し保護者に寄り添った相談体制を充実強化。

●幼児教育の無償化を見据え、保育料は4月から9月まで据え置き

●下水道使用料…2019年度から4年間据え置き

池田清さん、望月義寿さんら議員辞職、新たなステージに挑戦

初日の本会議で、県議選への出馬を表明してきた池田市議、望月市議から提出された議員辞職願を許可することに同意。
名実ともに退路を断ち、県政という新しいステージに挑戦することになります。県政にかける情熱が成就することを願うばかりです。

このことにより、わが改革ネットは7人から5人の会派となり公明会派と同数の第三会派となりました。改選となる9月まではこの態勢です。少なくなったとはいえ市議会における存在感を発揮し続けたいものです。

3月8日に本会議質問

この議会では3月8日(金)に本会議における個人質問を行います。質問時間は20分。午前10時50分頃からの質問となります。

通告した質問テーマは次の通り。
1.「予防」と「呼ぼう」、二つの「YOBOU」をテーマとする新年度予算案について
2.生活困窮者、高齢者の市営住宅入居保証について
3.母子生活支援施設「美和荘」の今後の在り方について
4.いじめ・虐待の未然防止、早期発見、事案への迅速な対応について
5.会計年度任用職員制度の導入と課題について
6.その他

12月議会の代表質問に続いての質問となるため、質問に取り上げたい課題はたくさんあるのですが、十分な調査による質問の整理ができていないままの発言通告となってしまいました。

言い訳になってしまいますが、県政に挑戦する池田清さんとのあいさつ回りを2月後半からの空き日程で優先させてきていることもあります。当たり前のことですが、議会中は休会日を除き、議会最優先ですから…。

事前調査を含め質問の論点整理・精査はこれからです。しっかりと取り組みたいと思います。