住民活動フォーラム2013

 6日、若里市民文化ホールで住民活動フォーラム2013が開催され参加しました。
 住民自治協議会の活動を経験交流し、切磋琢磨しながら活動の底上げを図ることが狙いです。

芹田地区の発表より

芹田地区の発表より


 ロビーでは「地域自慢コーナー」が開設され、吉田や若槻、篠ノ井など5地区から、農産物・果物の販売、伝統文化財や観光スポットの紹介が行われました。

 第1部は、芹田地区の10回目を迎えた地域ふれあいコンサート、篠ノ井地区のあいさつ運動の活動発表。
 芹田地区のコンサートは、ホクト文化ホールに1000人を集めてのイベント。篠ノ井地区のあいさつ運動は、新幹線金沢延伸をにらみ「おもてなしの篠ノ井」を作ろうとの発想で、地元の中学校、高校の生徒を交えた運動展開。コンサートやあいさつ運動は各地区の住自協で取り組まれている活動ですが(少なくとも地元の安茂里地区では工夫を凝らした活動展開になっています)、それぞれ特徴ある活動発表でした。

講演した牛山教授。諏訪市出身で中央大学法学部卒です。私の大学後輩にあたるのですが、中堅の実践的研究者で著名です。

講演した牛山教授。諏訪市出身で中央大学法学部卒です。私の大学後輩にあたるのですが、中堅の実践的研究者で著名です。


 第2部は、明治大学政経学部教授の牛山久仁彦氏を講師に「住民協働と都市内分権」と題した講演。
 印象に残った言葉を羅列してみます。
◆「地方分権改革で求められるものは、自主的に活動する総合行政主体の形成である」
◆「居眠り自治体は沈没する」(長野市は居眠りしてないですよね!?)
◆「住民と行政の協働について、自治的側面と行政着て側面を整理し、位置づけ臨むことが重要」
◆「政策形成過程における協働をいかに実現するか。パブリックインボルブメント=住民参加を実質あるものにしていくことが重要」
◆「地域内分権を実現し、地域自治を創造していくことが大切」
◆「合併に伴い、旧町村地域において地域自治をいかに創造していくのか。行政内における分権(本庁から地域への分権)と住民への分権(エンパワーメント)が不可欠」

 合併により広大な市域となった長野市において、都市内分権をいかに発展させていくのか、ヒントを得たような講演でした。

 今年のフォーラムは一般財団法人自治研修協会が共催に。市職員の学習の場としても位置付けられたようです。講演の内容はどちらかというと職員向けだったような気がします。「市民との協働」を行政のスリム化に矮小化せず、かつルーチンワークに陥ることなく、市民自治の発想をもって仕事にあたってもらいたいものです。

 会場は、市職員の参加が目を引きましたが、気がかりなことは市民の参加です。回を重ねる毎に参加者が減ってきています。もっとも議員の参加も少なかったですが…。
 互いに刺激し合う仕組みにもっと工夫が必要ということでしょうか。