9月議会・最大の焦点…サッカースタジアム建設問題

 久々のブログ更新で、ごめんなさいです。
 15日は、地元の小学校の運動会でしたが、所用がありメッセージにさせてもらいました。秋晴れというか、厳しい残暑のもとでの運動会、汗を流しての子どもたちの活躍ぶりが目に浮かびます。
 今日は差出南区の敬老会(サンパルテ山王)でした。

 さて、今議会の最大の焦点となった「南長野運動公園総合球技場の再整備」、すなわちJ1基準でのサッカースタジアムの整備建設問題。

 私も12日の質問で取り上げましたが(質問内容はホームページ本編に掲載)、80億円の財源を巡っては、国からの交付金38億円は「事業としては認められたが、確定したものではない」「民間寄付6億円は担保されているものではないが、目標額に向かって努力する行政の姿勢を示したもの」「事業費の圧縮については、設計・施行一体のプロポーザル方式による技術提案等で、工事費の削減が図れる」、新たな32億円の借金の将来への影響については「H23年度に約33億円の市債借入を抑制できたため、新たに32億円の借金をしても、従来の財政推計と同水準の財政状況を維持できる見込みで、将来の財政負担に大きな影響はない」「維持管理費は年間約1億5千万円と概算しているが、今後、維持管理費についても縮減に配慮する」と市側が答弁。

 財源確保については、「確定していない」こと、「担保されていない」ことがあるけれども、パルセイロの活躍とサッカー競技の底辺の広がりに期待をしつつ、スピード感を持って対応しなければならない課題なので、「4年間で80億円の債務負担行為を認めてもらいたい」との、かなり荒っぽい提案と説明に終始している感が否めません。(改めて、論点を整理して報告します)

 市長の行政運営の基本とする「入りを量りて出ずるを為す」となっているのか、との質問に、市長は「日々の経費削減に努めた結果、必要な財源を確保できたものであり、基本理念に沿っている」と答弁しましたが、「必要な財源は確保できていないでしょう」と言いたいところです。

 また、「”厳しい財政状況の折”が行政の常套句となっている中、サッカースタジアムの施設整備より、生活環境の整備や福祉、教育にもっと手立てを」との市民の声にどう応えるのか、との質問には「社会保障や教育環境の充実は、特に重要な課題だと認識。今後とも一定のサービス水準は確保しつつ、必要な投資を行う」と答弁。
 私は「答弁に一貫した責任を持ってもらいたい」と強く念を押しました。

 市民への説明会の開催に対しては、「広報ながのや元気なまちづくり市民会議、出前講座など、様々な機会・手段を活用し、十分に説明していく」との答弁に止まったものの、「パルセイロと市の共催で、パルセイロが行うサポーター会議に市民の参加も募り、スタジアムの整備やJ2昇格に向けての必要な取り組みについて幅広い意見交換・情報交換の場を計画していく」としました。
 Jリーグをめざすパルセイロとしての経営計画について、ホームタウンである長野市民とのの合意形成を図っていく場として、パルセイロとの共催による意見交換会を開くことは重要だとは思いますが、行政としての市民に対する事業説明会とは別物です。市民に対する説明責任の果たし様が問われていると思います。さらに説明会の開催を求めていきたいと考えます。

 「J2基準でのスタジアム整備に60億円」という考え方も、実は議会に正式に提案されてものではなく、今年1月に検討中の課題として説明されたものです。それが、パルセイロのJリーグ準加盟承認を経るや、9月議会直前の8月に「J1基準で80億円」に考え方が変更され、一挙に補正予算案の債務負担行為として提案となったものです。
 行政側としては、1月以来、検討を続けてきたものというのかもしれませんが、議会側からすると唐突感は否めないし、市民にとっても理解を広げるだけの情報が行き届かない中で、予算だけは決められるということになってしまうところに、正直、悩みと戸惑いがあるのです。

 さらに、改革ながの・小泉議員の質問で、サッカースタジアムの建設適地を検討するため、随意契約で(株)KRCに発注した「改修検討業務委託の報告書」では、必要な検討事項すべてがチェックされておらず、極めて“お粗末”なものであったことが判明。しかも、南長野運動公園でのJ1基準での「検討業務委託」も、競争入札を経たとはいえ、同会社が受託。信頼性のある検討報告書になっているのかとの疑問が浮上します。

 明日、開かれる建設企業委員会での徹底審査に、疑問解消の期待をつなぎたいと思います。

 12日に行った私の質問でのやり取りは、これから随時まとめて報告していきます。