善光寺口の喫煙所計画「撤回」へ…6月議会のトピックス【その1】

6月市議会定例会のトピックスより。【その1】です。

長野市が善光寺御開帳に向け、JR長野駅善行寺口・東急REYホテル前に整備を計画していた「公共喫煙所」は、工事を「中断」、整備業者との契約を解除することになりました。

事実上の「計画撤回」と受け止めていますが、「中断」とか「中止」との言い方は、なんか潔くありません。

市では、ポイ捨て防止・環境美化や受動喫煙防止のため、長野駅から善光寺までの間に公共喫煙所を複数設置する計画で、駅善光寺口では東急REYホテル前の歩道上に設置することを決め、今年3月末に竣工を予定してきました。

しかし、周辺住民から設置場所に反対する意見が大きくなる中、設置場所を再調査したものの適当な代替場所を見いだせず、工事を中断することになったもの。喫煙所のパーテーション等の部材は完成しており、他の場所で活用できるよう対応するとしています。

私は、計画発表段階から設置場所に反対を表明し、改革ネットとしても設置場所の再検討を市長に申し入れてきました。

余談ですが、東急REYホテル前の歩道スペースは、日ごろから街頭宣伝場所に活用していることもあります。でも、受動喫煙防止が最大の反対理由です。

望まない受動喫煙を防ぐために屋内施設を原則禁煙とする改正健康増進法が昨年4月に全面施行され1年が経つ中、善行寺御開帳を見据え、受動喫煙の防止...

今後の対応では、善光寺口の喫煙所は、既存のペデストリアンデッキ下の喫煙所の案内を徹底したうえで、御開帳期間も含め、コロナ禍後の店頭灰皿の状況、人の動線等を注視し検討していくとします。

もんぜんぷら座1階の室内・密閉型喫煙所は予定通り整備し、さらに善光寺下の大門交差点付近での市有地で設置場所を早期に選定し地元との協議に入りたいとしています。

環境部提出の資料より➊

環境部提出の資料より➋

受動喫煙を防止していくため、吸う人も吸わない人も納得できる公共喫煙所の整備は必要です。そして、最大限、開放型施設ではなく、閉鎖型で排煙機能を持つ施設整備が必要でしょう。

でも、最大の課題は、多少不便でも必ず「喫煙所」で喫煙する喫煙者のマナーでしょう。

環境部提出の資料より➌

長野市ではH30年に、タバコのポイ捨てや歩行喫煙を禁止する「長野市ポイ捨て等を防止し、ごみのないきれいなまちをつくる条例」を施行していますが、罰則付きの特定禁煙区域の規定を具体的に定めていません。マナーの徹底を重視し、罰則によるルール化は避けたいと思うのですが…。