長野市内…濃厚接触者115人ショック

長野市は22日、新たに市内の「古牧整骨院」に勤務する3例の感染者発生と、感染者の同居者や同僚ら4人と同院で施術を受けた患者111人、計115人が濃厚接触者にあたると発表しました。

一つの医院で百人を超える濃厚接触

感染集団(クラスター)が発生している段階ではありませんが、一つの医院で111人もの濃厚接触者が特定されるという事態はショックです。万全な健康観察が求められます。

感染者の拡大に備え、重症患者等を受け入れる病院・病床の確保が急務となっています。

4月20日、長野市議会・改革ネットで、「緊急事態宣言」の全国化、長野圏域の警戒レベルの引き上げに伴う新型コロナウイルス感染症対策に関し、市民...

111人の中には、同院に通院していた加藤久雄市長が含まれていることも公表され、市長はPCR検査の結果は陰性で、22日から25日まで自宅執務とするとされています。

秘書課では、濃厚接触者の定義が拡大されたことから、対象者になったとします。市長には、万全の体調管理で健康が維持されることを心から願います。

22日付市長からのメッセージ

市長自身が「どこで自分が感染者や濃厚接触者となってもおかしくない状況にあると身をもって感じた」とコメントした通り、一人一人がいつ、どこで感染するか、濃厚接触者となるか、わからない状況にあることを深く自覚して、日々の不自由な生活を耐え抜くしかないということでしょう。

【濃厚接触者の定義の変更】

新型コロナウイルス感染者の「濃厚接触者」について国は21日、定義を見直しました。「発症の2日前から1メートル以内で15分以上接触した人」ということになります。濃厚接触者は保健所の健康観察の対象となりますが、今回のも直しで全国的に増加することが予想されます。

人との接触を8割減らす10のポイント

22日、政府の専門家会議は、16日に全国に拡大された緊急事態宣言と、そこに盛り込まれた「人との接触機会の8割の削減」という目標に対し、「より一層の努力」を求め、10のポイントを紹介し、協力を呼びかけました。命と健康を守りあうために、ともに行動を律したいものです。

出典:厚労省

県の「外来・検査センター」…約20カ所整備へ

また、県は、コロナウイルス感染症の初期診断からPCR検査検体採取を行う専門施設「外来・検査センター」(仮称)について、5月中から順次、県内に20カ所程度整備する方針であることが報じられました。1医療圏2カ所が目安なのでしょうか。人口もしっかり加味される必要があります。

もう一つのショック…4月半月で169人が解雇

さらに、23日信濃毎日新聞は、長野労働局のまとめから4月の半月余(4月1日~17日の集計)で新型コロナの影響で169人が解雇されていることが判明したと報じました。深刻です。

業種別では、解雇見込みを含め、宿泊業が4事業所、飲食業が3事業所、旅客自動車運送業が2事業所。地域別では北信と中信でかく4事業所、南信で1事業所とされます。

事業継続のための資金援助、休業補償、解雇された労働者の職と住の確保が喫緊の課題となります。

5月1日に臨時市議会

長野市は、新型コロナ対策関連の補正予算案を決めるため、5月1日に臨時市議会を招集することを決めました。予告の段階ですが…。

補正予算案の規模・内容は27日の政策説明会で示される予定です。迅速な対応が求められます。

因みに、5月1日はメーデーですが、県メーデー実行委員会(連合系)は感染防止のため集会を中止し、メッセージを発信するにとどめる決定をしています。これも致し方ありませんね。

また、5月3日の憲法記念日には、県護憲連合などが中心となって憲法講座や垣外宣伝に取り組んできましたが、同様、行動を中止し、「共同アピール」を発出することにしました。