「ながのご縁を~信都・長野市」…不透明な決定過程

 既に報道されていますが、「ながのシティプロモーション実行委員会」(長野市が呼びかけて作った官民協働の組織)で、ながのシティプロモーションのキャッチフレーズとロゴマークが発表されました。
 これも27日に議会に説明がありました。

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キーワード=「縁」
 キャッチフレーズは、「ながのご縁を~信都・長野市」で、ロゴマークは「縁」を「円」で形どったものです。
 コンセプトについては、ながのシティプロモーションの公式ホームページをご覧ください。
 *ながのシティプロモーション実行委員会のページ

「なんじゃ!これ」
 市長曰く、第一印象は「なんじゃ!これ」だったそうです。全く同感の印象を持っています。インパクトが狙いなのでしょうか。長野市のイメージの代表が善光寺にあるとはいえ、シティプロモーションとしては善光寺に特化しすぎなのではとの印象も持ちます。

「緑=みどり」?
 このシンボルマークを見せると「緑(みどり)って何?なんで赤?」と反応する人が結構います。
 「長野=自然=緑」といったイメージ回路があるのかもしれません。市の担当者からは「第一印象が“緑”でもいいのでは。そこから“縁”が始まる」とのこじつけが返ってきそうです、長野市民の長野に対するイメージ回路と異なる回路を必要とするシンボルマークはいかがとも思ってしまいます。
 まぁ、シンボルマークやロゴは理屈ではないので、話題に上れば正解ともいえます。企業等の活用をはじめ、市民への浸透が課題です。

「日本一の門前町大縁日」
 市長の直轄プロジェクトである「善光寺御開帳・新幹線延伸対策」として組織された「ウェルカム長野2015実行委員会」が決めたキャッチフレーズです。善光寺御開帳に特化したものです。
 善光寺界隈が「日本一の門前町」なのか、論証が必要との声も聞こえてきそうですが、期待を込めたものと受け止め「日本一の門前町大縁日」という表現は”面白い”と思います。
 基本デザインが下図になります。長野駅善光寺口のバナーやポスター、パンフレットに活用するとされます。
 このポスター、皆さんの印象はいかがなものでしょうか。今のところ、私の周りでは肯定的な反応が少ないのが懸念材料です。これもまた市民への好感度・浸透度・認知度がカギとなります。
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不透明な決定過程
 いずれも東京にある広告会社「おくとプロ」による企画だそうです。経費は350万位だとか(秘書課への聞き取り段階で正確ではありません)。
 「おくとプロ」は、エコール・ド・松代のときから広告等に携わっている会社で、篠ノ井イヤーでは地域プランナーとして関わってきているようです。
 疑問に感じるのは、長野市が主導して組織化した「シティプロモーション実行委員会」で、それこそ「縁」を頼りに、随意契約で委託しているのではないかということです。特定事業者への利益供与を疑わせることはないのか、不透明なことです。
 本来であれば、実行委員会でコンセプトの柱をまとめ、そのコンセプトに基づき、競争性を担保しながら企画提案型で公募すべきところなのではないでしょうか。
 また、長野のシティプロモーションを市民に浸透させる観点から、市民からアイデアを募るという方法もあります。
 何故、こうした方法をとらず、「おくとプロ」に委託することになったのか、しっかりとした説明を求めているところです。
 続報でお知らせしたいと思います。