新たに2名、長野市内で感染者…感染防止対策に変更も

4月10日夜、長野市は市内において新型コロナウイルス感染患者が新たに2例確認されたと発表しました。

感染ルート、濃厚接触者については調査中とされています。

これにより、長野市内では感染者3名となりました。県内では、累計で28人となります。

小中学校、13日から3日間の準備登校中止に

小中学校の13日(月)から24日(金)までの休校措置に変更はありませんが、13日~15日の準備登校は中止となります。

放課後子ども総合プランは、13日~15日は午後2時からの開館に。16日から24日の間は、19日を除いて全日開館となります。

感染拡大を受けた方針変更は、現場での混乱が避けられないと思われますが、子ども第一での対応になることを願います。

児童センター・こどもプラザにおいては、学校と連携した支援員の配置の拡充、健康管理に十分対応できる環境づくりが待ったなしです。特に新1年生を迎え「3密」が解消されない児童センターにおいて、学校施設や公共施設の分散利用を含め、十分な態勢が不可欠です。

保育園は通常通り開設

家庭で保育が可能な方については登園自粛をお願いするとしています。

コロナウイルス感染症対策…市議会に報告・質疑

緊急事態宣言が発令された7日段階で、市は「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、市としての感染拡大防止策を進めています。

9日には、市議会での政策説明会に続き、コロナウィルス感染症に対する長野市保健所の対応をはじめ、市役所内における感染症対策、公共施設における対策、小中学校及び放課後子ども総合プランの対応等について説明を受け質疑を行ってきています。

ポイントを報告します。

【保健所…PCR検査と医療体制の確保】

  • 長野市の有症状相談窓口(帰国者・接触者相談センター)には、7日まで2,721件の相談
  • 長野市環境衛生試験所(保健所内)で実施するPCR検査は、1日20検体の検査が可能で、これまでに148件の検査を実施、1人の感染を確認。実施可能件数を上回る場合は、県の環境保全研究所(市内安茂里)に依頼。
  • 一般診療の中で入院を要する程度の肺炎がみられるなど医師が必要と認めた患者についてもPCR検査を実施するとしています。
  • 長野市を含む長野医療圏の感染症指定医療機関は3か所でベッドは8床。県立信州医療センター(須坂市・1種2床・2種2床)と厚生連松代総合病院(2種・4床)です。近隣の北信医療圏では厚生連北信総合病院(中野市)に2種・4床あります。
  • 国は最悪の流行シナリオで長野県内の確保病床数を4000床(内、重傷者130床)と試算していますが、医療スタッフの確保を考えると現実的な対応にはなりません。県は10日付で、感染者の増加に備え、4月中に県内で約500人が入院・療養できる体制を整備する目標を示しました。医療機関に入院する病床を現在の最大227床から約300床に拡大し、若年の軽症者ら約200人は、新たに県が借上げ運営する宿泊施設や自宅での療養都市、健康管理を受ける仕組みをめざします。
  • 長野医療圏では最低でも150人の患者への対応が求められると思われます。長野市では県の調整本部と連携し、受け入れ可能病床数の確保に取り組んでいるとしています。
  • さらに、人工呼吸器や人工肺(エクモ)の増設と機器を使える医療スタッフの確保も求められるところとなっています。

出典:4月11日信濃毎日新聞

【公共施設の休館・休止】

  • 市では現在、アクアウィングやサンマリーンながの、憩いの家は休館とし、スポーツ施設等のプール・トレーニングルーム、図書館の学習室、もんぜんぷら座の学習コーナー、子ども広場(2か所)、子育て支援センター(16カ所)などは利用休止としています。
  • 感染拡大に伴う今後の対策は「検討中」(9日現在)とされ、「施設によって状況が異なるため、リスク判断を踏まえ、最善と考えられる対策を速やかに実施する」にとどまっています。市民サービスに不可欠な公共施設等の利用制限は、市民の利用権を制約することになりますが、感染拡大を受け、外出自粛と併せ、早急な対応が問われると考えます。後手に回らない対策が必須です。

【役所の市民窓口にアクリル板を設置】

職員と市民間の飛沫感染を防止するため、市役所や支所の窓口カウンターにアクリルパネルを設置

市役所内における感染対策は次の通り。