千曲川が氾濫・決壊…人命救助最優先で

「大雨・洪水警戒レベル」で最高の5に相当する大雨特別警報の発令となった台風19号による被害は、千曲川の決壊による大浸水など、甚大なものとなっています。

人命救助最優先の対応が喫緊に求められています。

12日19時15分に避難勧告が発令された私の地元・安茂里地区では、16時段階での「警戒レベル3」=「避難準備・高齢者等避難開始」の情報により、午後4時過ぎから避難所となった「裾花体育館」(安茂里支所隣)、安茂里体育館(小市)に住民の皆さんが避難。

最大で安茂里体育館に20人、裾花体育館に58人が避難され、不安な一夜を過ごすことになりました。避難勧告解除前でしたが、早朝より自宅に帰られ始め7時半ごろには、全員帰宅されました。

避難所や支所を回りながら、避難住民の皆さんをサポートしました。

地元では、倒木被害が相次いだものの、土砂災害・洪水に至らず安堵していますが、千曲川の氾濫・決壊による流域の被害は、極めて甚大で深刻です。

13日朝の裾花川

いまだに、千曲川沿川の篠ノ井地区、松代地区、若穂地区、更北地区、大豆島地区、柳原地区、朝陽地区、長沼地区、豊野地区、豊野町浅野、豊野町豊野では対象世帯2,886戸、対象住民9,055人に対する避難指示(緊急)が続いています。5,000人超の皆さんが避難中で、浸水家屋で救助を待つ住民の皆さんもいらっしゃいます。

既に自衛隊が派遣され救助活動が展開されていますが、人命救助最優先の対応を願わずにはいられません。

堤防決壊個所の応急復旧をはじめ、避難所の継続的な受け入れ態勢、停電状態の早期復旧、県の下水処理場「クリーンピア千曲」の浸水による機能停止に伴う下水処理、仮設トイレの設置など、課題山積の状況です。

現在、市では、お風呂、シャワー、洗濯や洗い物などの排水を控えるよう呼びかけています。

長野市の災害対策本部からの議会への情報提供、情報共有という点では、13日午前1時30分現在での「台風19号にかかる対応状況【第5報】」以降、情報提供がなく、全市的な被災状況と対応状況の共有という点で課題が浮き彫りになっています。

昼の段階で、市の危機管理防災課に早期の情報提供・情報共有を求めるとともに、市議会に設置された「災害対策連絡本部」の代表者会議を早期に開催するよう議長に求めています。

因みに、県では午前11時30分の段階で、県の災害対策本部から県議に災害状況・被災状況と対応について情報提供されています。

危機管理防災課において、千曲川氾濫への対応に集中していることは十分に承知していますが、市議会としてメリハリのある対応も求めたいところです。

とにもかくにも、これ以上被害が拡大しないことを切に切に願います。今なお、避難されている皆さんに心からお見舞い申し上げるとともに、命を最優先する行動をとっていただきたいと願います。