H31年度予算編成における要望書…市長に提出

11月2日、改革ながの市民ネットのH31年度予算編成・施策に対する要望書を市長に提出しました。

全部局にわたり226項目、重点施策として54項目をピックアップし実現を強く求める内容です。

人口減少、超少子高齢社会にあって、市民の間に広がる格差と新たな貧困状態を重視し、医療・介護の充実、切れ目のない子育て支援、安定した雇用の実現、市民の移動手段の確保に向けた公共交通の再生、防災対策の拡充、公共施設マネジメントの推進などを重点的に求めています。

平成31年度予算編成・施策に対する要望書

加藤市長は「いずれも重要な課題であり重く受け止める。これまでも改革ネットの要望には真摯に応えてきているが、引き続き、できる限り実現に向け努力したい」と述べました。

加藤市長、樋口副市長が対応

私と鈴木議員は、総務委員会・協議会と重なってしまったことから、途中退席で失礼することに。在席の中では、小中学校へのエアコン整備について、新年度では、全教室の3分の1への導入整備を計画し、1年生の教室を優先とする考えを示しました。

退席後の顛末については詳細を把握していませんが、小・中学校へのエアコン整備に対する考え方、小中学校のトイレ整備との兼ね合いに関する考え方について言及があったようです。

また、公共施設マネジメント、議会意見の政策・施策への反映などについて、意見交換が行われたとのことです。

市長、副市長への予算要望は、いわば”セレモニー的”です。予算編成に臨む基本的なスタンスについて意見交換することにウェイトがあると判断しています。

要望事項は事務方によって精査されることになり、実現方について「予算化・検討中・困難・その他」にランク分けされ一覧にまとめらます。

因みに、H29年度予算編成に対する要望事項264件に対し、予算化が226件、85.6%と示されてきていますが、要望事項の肝部分の予算化対応になっていない事項が結構あります。

また、「検討中」や「困難」とされている事項について、その理由や検討の進捗状況を検証しながら、次の予算編成に臨むことが重要となっています。

12月議会及び3月議会を見据え、さらに具体的に論点整理をしたうえで、市民が幸せを実感できる政策・施策の実現に向け力を尽くす所存です。

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