憲法理念を活かす全国大会…富山市で

さてさて、大方の予想を覆した米国大統領選挙
差別的発言を繰り返し、極端な保護主義を訴えるトランプ氏が、超大国アメリカのトップに就くことになってしまいました。

深刻な格差と貧困への不満を底流とした既成政治批判が支持を集めたとされます。
国内の得票数では上回ったクリントン氏が、選挙人制度という独自の大統領選挙の仕組みによって敗北したことになります。

朝日新聞10日付でアメリカ総局長の山脇氏は「格差の拡大に対する白人労働者層の不満をトランプ氏はすくいあげたが、それだけでは勝利は説明できない。人種や文化の多様性が尊重される時代そのものへの焦り、古き時代への郷愁が底流にある。トランプ氏のスローガン『再び偉大な米国に』は、労働者層に限らず多くの白人の心を打った。移民に利益が侵害されているという恐怖や嫉妬を感じる白人中間層の『反乱』という側面もあった」とします。
そして、「かつてなく『内向き』になった米国。世界は、その変容を覚悟し、向き合わなければならない」としています。

「核のボタン」を託されるトランプ新大統領。扇動政治に向かわないことを願うばかりです。

また、TPPに反対姿勢を崩していないトランプ新大統領の誕生をしり目に、TPP承認に動く安倍内閣。

世界のかじ取り、わが国のかじ取り、ともに混沌・混迷の時代を迎えているように感じます。
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さて、11月12日から富山市で「憲法理念の実現を目指す第53回大会」が開かれ、長野県から護憲連合代表団として私を含め58名の仲間がバスで参加しました。
今日14日までの日程ですが、長野県は1泊2日の態勢で参加したところです。

「譲れない命の尊厳!人権・戦争・沖縄」をスローガンとした護憲富山大会には全国から2,500人が集いました。

集団的自衛権の行使を認める安保関連法=戦争法の成立、新任務を帯びた南スーダンへのPKO派遣、沖縄辺野古・高江における新基地建設の強行、そして憲法審査会の再始動と憲法の危機が深刻化している中での護憲大会です。

地元紙「北日本新聞」の報道から写真で紹介します。

11月13日付北日本新聞より

11月13日付北日本新聞より


私は、13日午前10時からの小市公民館創立50周年の記念式典に出席するため、富山市内に一泊し早朝に長野に帰ってきた次第です。

しかも、タイミングよく(?)、11日夜に釧路在住の兄から、入院している母親の容態変化の報せで、12日の大会を中抜けし、病院に…。
徐々に弱まっているとのことで、激変状態ではないことを確認して、大会に戻った次第…。

なかなか慌ただしい週末となりました。
超大国アメリカの行方、そして隣国・韓国での政権を揺るがす不正事件、北東アジアの情勢の激変を予感させます。

こうした中で問われるわが国の未来…憲法を守り活かす一大県民運動を展望した取り組みが喫緊に求められています。