二晩続いての避難勧告

 安茂里、小田切、篠ノ井小松原などに大雨による避難勧告が二晩続いて発令されました。

 22日は21:34に大雨警報、23:45に県と長野地方気象台から土砂災害警戒情報が発表され、明けて23日0:30に避難勧告が発令。
 安茂里地区では小市や西河原地区の7世帯17人が安茂里支所に避難、小市公民館には小田切の住民が自主避難しました。
 避難勧告は朝7:15に解除。
 【写真は6月23日の信濃毎日新聞夕刊より】
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 23日は、17:40に土砂災害警戒情報が発表され、18:19(エリアメール到達時刻)に避難勧告が発令されました。
 避難勧告発令後は、雨が峠を過ぎた感があったためか、安茂里地区の避難所とされた裾花体育館・安茂里体育館に避難する住民はゼロでした。
 21:30に避難勧告は解除されました。

 23日未明の避難勧告は、エリアメールに気づかず、朝になって知るという「お粗末」でした。朝、安茂里支所長に連絡し、状況を確認した次第です。

 23日夕刻の避難勧告は、会議中にエリアメールで知るところとなり、会議終了後から、安茂里支所、消防局安茂里分署、避難所の裾花体育館、安茂里体育館を廻り、小規模な土砂流出情報が寄せられた西河原の「城」地域(犀川神社東側斜面)を確認するなど状況の把握に努めました。

 私自身、自宅は地滑り災害のイエローゾーン内に入っているため、避難対象住民なのですが、状況把握を優先しまた。
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 幸いに被害はなく、事なきを得、安堵するところです。不眠不休で警戒、避難所開設にあたってもらった関係者の皆さんに感謝します。

 今回の避難勧告、避難所開設から見えてきた課題が何点かあります。教訓にしながら、万全・迅速な態勢に活かしたいと考えます。

➊23日未明の避難勧告で、避難所が安茂里支所とされ、地域防災計画に基づく避難所が開設されなかった点。
 危機管理防災監に問い合わせたところ、未明の開設となったことから緊急避難で職員が詰めている支所にしたとのこと。23日夜の備えでは、体育館等、所定の避難所の開設に切り替えることを検討するとされました。
 結果、23日夜の避難所は安茂里地区では裾花体育館、安茂里体育館に開設されました。

➋緊急物資の避難所の到達までに3時間かかった点。
 小市の安茂里体育館は、所管する教育委員会・文化スポーツ振興部の職員により避難所が開設されました。
 私が到着した19:30頃にはすでに待機態勢が整っていましたが、毛布や水・クラッカーなどの緊急物資の到達は20:45頃。勧告発令から3時間後。鍋屋田小学校の備蓄倉庫からの配送とのこと。
 安茂里小市から、今度は戸隠の避難所まで物資配送するとのことでした。市街地から戸隠まで緊急物資を配送する態勢は現実的ではありません。二次災害の危険性も考慮されるべきでしょう。
 備蓄倉庫の配備場所や配送体制について検証したいと考えます。
 【写真は安茂里体育館に届いた緊急物資…使わずに済みました】
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➌住民自治協議会、避難所地元の区長との連携
 今回は、安茂里山間部を対象にした避難勧告のため、支所を通じた住民自治協議会との連携は限界があるとは思います。一方、小市区では23日未明の段階で、区長の判断で小市公民館を自主的に避難所として開設、避難住民を受け入れました。
 23日夜の安茂里体育館には地元区長もかけつけ、行政との連携を図り、隣接の小市公民館から座布団などを運び込む段取り等が準備されました。
 災害時、避難住民となる区長さんたちとの連携は限界があるとは思いますが、地域の実情を知る区長さんたちとの連携に一定のルールを確立することが必要ではないかと考えます。
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 24日も不安定な気象状況が続きます。日を重ねるにつれ、土砂災害の危険性がより増していきます。備えを万全にしたいものです。