公共交通利用促進キャンペーン

6月1日朝、JR長野駅前で「公共交通利用促進キャンペーン」を展開しました。

日頃から通勤・通学の足として鉄道やバスの公共交通を利用してもらっていることに感謝しながら、さらなる利用促進に向け、時刻表や高速バス・貸切バスの利用を呼びかけるチラシを挟んだクリアファイルとウェットティシュを配布しながらのキャンペーンです。1,300枚用意したファイルは1時間近くで終わりました。

地域公共交通を取り巻く状況は、超少子高齢化が進展し、都市一極集中と地方の過疎化が顕著となっています。また、鉄軌道・バス・タクシーの業種を問わず運転者不足が深刻となり、事業存続にも関わる厳しい状況が続いています。そうした中、私鉄に働く仲間でつくる労働組合=私鉄総連が、公共交通の維持・存続に向けた全国統一行動として取り組むものです。

この日は長野と松本で取り組まれました。

キャンペーンに続き、長野県庁で交通政策局・交通政策課の皆さんと意見交換。

現場からは、運転手不足の窮状が訴えられ、交通労働者の処遇改善とともに県の支援を求めました。また、スイカなどが使える地域連携交通ICカードの全県導入や松本市の公設民営方式の評価と支援、バスロケーションシステムである「信州ナビ」の抜本的な改善などについて有意義な意見交換をすることができました。

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