昨日15日の建設企業委員会で提示された「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」のロードマップです。国土交通省千曲川河川事務所が14日に発表したもの。
台風19号災害では、千曲川の立ヶ花狭窄部で毎秒9000トンの流量があったと推計され、緊急治水対策プロジェクトでは立ヶ花狭窄部の河道掘削で8,600トンを、残り400トンを遊水地でのみこみ、ギリギリ越水させないことを目指しています。
治水対策は下流からが基本とされる中、新潟県内の下流対策が優先され、県内流域の対策は段階的に講じられざるを得ないことは理解しますが、工事完了までの間に同規模の災害が発生した場合の避難行動の対策が併せて問われることになります。
また、千曲川流域で千曲市と長野市篠ノ井塩崎に計画される遊水地の早期決定・工事着手も問われます。
ロードマップと信濃毎日新聞の報道記事を参考にアップします。