劇団”空素”…新しい笑いに挑戦!「浦見家旅館だOh so do!」

19日・土曜の夜、長野市芸術館アクトスペースで催された劇団“空素(カラス)”の新春公演「浦見家旅館だOh so do!」を妻と一緒に観賞してきました。大入り満員でした。

安茂里差出にお住いの中村利通さん、祐子さんご夫妻が主宰する“アマチュア劇団”の公演で、これまでも新作公演のたびに愉しませていただいてきました。

今年は、眼下に日本海を望む小高い丘にある、ひなびた温泉旅館「浦見家(うらみや)旅館」を舞台に、中村団長演じる、旅館で下働きする通称「岩サン」(実は大物音楽プロデューサー)を中心に、それぞれ問題を抱えながら旅館を訪れる宿泊客らの人間模様を描きながら、旅館の女将とロックに憧れ東京で一花咲かせようと上京したものの、「故郷忘れ難し」と舞い戻ってきた旅館主人との夫婦の絆を軸に展開する物語です。かなり端折ってますが…。

今年のテーマは何と喜劇への挑戦!「吉本新喜劇」のテイストを全力でパクった(中村団長の談)とされ、名付けて「空素新喜劇」というものです。

これまでの公演は、時々の社会問題を題材に取り入れ、社会風刺を交えながら愛おしくも哀しい人間ドラマを紡ぐもので、私自身は「そこが“空素”の真骨頂」と勝手に解釈してきている一人だったのですが、今回の喜劇への挑戦は、大ぼけ小ぼけの「昭和の笑い」の復活を試み挑戦されたものではないかと勝手に感じ入っているところです。

劇中挿入歌の唄にも感動!でした。

さすが、“空素”ならではの笑いあり涙ありで、大いに愉しませてもらいました。「久々に涙ながらに大笑いしたね」…この妻の一言がすべてですね。

ピンボケでごめんなさい。左が中村利通さんです

中央が中村祐子さんです。左が”タークラターキーズ”のコダさん。故郷を想う歌唱は最高でした!

ところで、今回の“空素”公演は芸術館アクトスペースを活用した連続演劇企画の一環で、360度から舞台を観る仕掛けが試みられていました。舞台を正面からだけでなく、横からも後ろからも観ることができる仕掛けです。私たちは、オーソドックスに正面席から観劇しましたが、後ろから舞台裏も観るというユニークな企画でした。

“空素”の皆さん、愉しいひと時、ありがとうございました。