阿部県知事との懇談会

 27日、社民党県連合主催で阿部県知事との懇談会を催しました。昨年の知事選挙で阿部氏を推薦するにあたり社民党県連合と締結した「政策協定」に基づくもので、社民党との政策協議の場にあたります。 

サンパルテ山王で開いた阿部県知事との懇談会

 知事からは、「長野県政この1年の主な取り組み」として、「県民の確かな暮らしを守り、県民主権の実現を目指す」とした基本方針に関し、主に「県民主権」への想いを聴くことになりました。国と地方の関係を見直すこと、県自身が変わることの必要性は、総論としては異論はないのですが、各論となると「信州型事業仕分」の今後とか、県民参加のシステムの具体とか、いろいろ課題はあるといったところです。

 懇談会には、社民党の自治体議員や地区の代表、支持労組の代表らなど約80人の皆さんに集まっていただきました。

 北陸新幹線長野以北開業に伴うJR東日本との協議の現況や並行在来線存続に向けた対応、地方ローカル線の存続、地域生活交通を重視した新交通ビジョンの策定、TPP交渉参加反対の姿勢の堅持、太陽光・水力・木質バイオを活用した再生可能エネルギーの推進、公契約条例の早期制定、県発注の印刷物における適正価格の保持、知的クラスター創成事業におけるナノテク開発に対する安全管理の対応、自転車スポーツを核にした観光振興や原発事故による放射性物質の測定強化、理念を持った県政運営などなど、活発な注文が相次ぎました。知事からはそれぞれ真摯に前向きな対応が示され、意義ある懇談会となりました。

 私からは(交流会の場ですが)、高速交通から生活交通へシフトすることを明確にした新交通ビジョンの策定、消費者庁から抜擢した加藤副知事(女性)の存在感の発揮を注文しました。また、公式の場では言いませんでしたが、非公式に「ブレないこと」を強く求めました。このことに関連して、大阪新市長の考えには賛同しないことを明言したことは評価したいと思います。

 参加者からはもっと時間をとの声をたくさんいただきました。知事選後、初めての懇談会となりましたが、節目節目で開催し、意見交換を深めることが重要です。