安茂里地区住民自治協議会の総会

15日、安茂里地区住民自治協議会の定期総会が開かれ、来賓として参加しました。収束の兆しが見えないコロナ感染拡大のもと、参加人数を絞っての開催です。

R3年度は福祉バザーは中止せざるをえなかったものの、アモーレ・フェスタは規模を縮小し屋外開催、成人式は感染防止策を講じ230人の新成人の出席のもと盛大に開催されてきました。コロナ禍にあっても、顔を合わせ絆を深め合うため、万全の感染防止策を講じつつ工夫を凝らし対面でのイベント開催に尽力されてきた住自協役員の皆さんの奮闘に心から感謝します。

また、災害に強いまちづくりをめざし、「治山・砂防・治水対策委員会」が地区独自に設立され、危険渓流減と調査をはじめ、熱心な活動が展開されてきています。

協働のパートナーである住民自治協議会が発足して10年。地区を代表する住民自治の砦として着実に市民の間に定着してきた一方、市からの依頼事務の増加や担い手不足といった課題が顕在化し、やらされ感、肩代わり感が強まってもいます。

パートナーシップの内実をいかに作り上げていくのかが問われているということでしょう。計画から方針に転換する都市内分権基本方針において、人材確保への支援、住自協の仕事面・資金面の充実などより自立した住自協運営を支える指針となるよう、市行政の責務・責任が後退することのないよう、しっかりチェックしていくことが求められています。

総会は、R4年度の事業計画を決定するとともに、新しい役員を選出しました。会長は伊勢宮区長の小林廣さんが続投、副会長には岡村豊・小市区長と松本研一・差出南区長が新たに選出されました。今総会で安茂里地区内18区中12区の区長さんが交代に。退任にあたり記念品が贈呈されました。区長の皆さん、住自協役員の皆さんには本当に献身的に務めていただいており感謝に堪えません。

住民自治の”要”は「人」です。人材確保と住自協の安定的な運営に向けた具体的な道筋を早急に見出していきたいものです。

長野市議会では5月21日に「市民と議会の意見交換会」をオンライン併用で計画しています。総会でチラシを配布、PRさせていただきました。

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