市長選に向けた重点政策課題「3つの視点と10の提言」

幹事長を務めている市議会「改革ながの市民ネット」(略称=改革ネット)は、市長選挙に向けて「誰一人とり残さない。健康と福祉・子育ての街。笑顔あふれ市民が輝く”ながの”へ。3つの視点と10の提言」をまとめ発表しました。

現職の加藤市長が引退を表明し、新人予定候補で戦われる市長選挙にあたり、改革ネットでは「市政の転換」を掲げ、リベラルな第三の候補の擁立に向け、これまでに複数の女性に働きかけ擁立に努力してきましたが、実を結ぶに至らず、独自の候補擁立は極めて困難な状況にあり、断念せざるを得ない現況にあります。

改革ネットでは、独自の第三の候補擁立に向け、市長選の”マニフェスト”となる重点政策の取りまとめを進めてきました。

今日的に、次の検討段階を見据え、市党選挙に向けた重点政策課題として「3つの視点と10の提言」を発表し、既に出馬を表明している2人の予定候補者(土屋龍一郎さん、荻原健司さん)に対し、「公開質問状」を提起しました。6日、両陣営の事務所を訪問し要請してきたところです。

➡質問趣旨を含めた公開質問状は別途アップします。【7日にアップしました】

今日の信濃毎日新聞が、10月の長野市長選挙に、共産党などでつくる「市民が主人公の長野市政をつくるみんなの会」が共産党市議団・団長の野々村博美...

寄せられた予定候補者の回答を市長選対応の検討の素材としたいと考えています。

私たちとしては、「3つの視点と10の提言」に基づき、活発な政策論議が展開され、市政への関心が高まり、新しい市政が市民の選択と負託に応えられることを期待しています。

「10の提言」は、市民の皆さんからご意見をいただき、さらに補強していきたいと考えています。ぜひ、ご意見をお寄せください。

改革ネット「3つの視点と10の提言」【PDF版】


誰一人とり残さない。健康と福祉・子育ての街。

笑顔あふれ市民が輝く“ながの”へ

3つの視点とチャレンジ10

<3つの視点>

【守る】

新型コロナウイルスの脅威そして将来の見通しがたてづらい社会の中で生きづらさや不安を感じるあなたの命、健康、暮らしを守る。

【創る】

人口減少・超高齢社会を見据え、子育ての楽しさを実感できる街、老いてもなお健康で活躍できる街、豊かな自然を生かし、持続可能な街をあなたと創る。

【変える】

市民の皆さんの声が原点。傾聴と対話からあなたとのパートナーシップを結び直し、雇用、医療、福祉、教育を重点に幸せを実感できる市政に変える。

<10の提言>

チャレンジ1 新型コロナを克服する。

◆エッセンシャルワーカー及び児童・生徒へのPCR検査の定期的実施と抗体検査の実施。

◆ワクチン接種を加速し、社会的免疫体制を確立。

◆感染者受入の医療体制の拡充。軽症・中等症患者の自宅療養を入院治療・宿泊療養に転換を。

◆県と協議し、感染者を受け入れる施設・増床に万全の対策を。

◆飲食・ サービス業・観光業、イベント産業などダメージを受けた各種事業者とそこに働く市民への支援の拡充。

◆新しい生活様式の普及とそれに資する産業イノベーションの促進。

チャレンジ2 子どもたちを守り、子育ち・子育てを応援する。

◆いじめゼロへ。待機児童ゼロへ。

◆子どもの権利条例の制定。

◆放課後子ども総合プランの運営の在り方を抜本的に見直し、利用料金を無償化に。児童センター・こどもプラザの施設の拡充、支援員の処遇改善と増員。

◆中間教室、フリースクールの充実。

◆ヤングケアラーの実態把握と支援。

◆少子化、子どもの学び最優先の小・中学校再編を。

◆医療費の窓口無料化、18歳まで拡充へ。

◆学校給食のオーガニック化と給食費の無償化。

◆赤ちゃん見守り訪問の拡充と(仮称)0歳児おむつ定期便の実現

◆不妊治療、不育症への支援の拡充。

チャレンジ3 災害に強い都市を目指す。逃げ遅れゼロ・災害関連死ゼロへ。

◆治水安全度の向上へ。信濃川水系緊急治水対策プロジェクトの早期実現を推進、

◆災害時避難行動要支援者の個別避難計画の早期策定。福祉避難所の充実。

◆感染症を災害として位置づけ、万全の対策を構築。

◆避難しても安心、健康・人権を守る避難所運営へ。

◆災害時支援協定等による多分野、専門的な支援体制の拡充。

◆一般住宅の耐震化を促進。

◆市民の防災意識向上や適切な避難行動、事業者のBCP策定促進に向けた広報や情報発信の充実。

チャレンジ4 カーボンゼロ、再生可能エネルギー環境都市ながのをめざす。

◆「グリーン・リカバリー(緑の復興)」の促進。市独自の「気候非常事態宣言」へ。市民協働の周知。

◆カーボンゼロに向けた具体的計画の策定。

◆太陽光・バイオマス・水力・井戸水等を活用し、再生可能エネルギー中心の都市へ。

◆ごみの減量、リサイクル、エシカル消費など、身近なところから環境にやさしい市民生活の促進。

チャレンジ5 誰一人とり残さない、社会的孤立を防ぐ。

◆健康長寿のまちづくりへ。フレイル予防をはじめ住み慣れた地域で住み続けられる環境づくりを支援。

◆「公助」を重視した医療・介護の充実へ。

◆官民協働による「地域包括ケア社会」の実現。高齢者見守り体制の拡充。

◆(仮称)ひきこもり地域支援センターの開設へ。

◆障がい者(児)の自立を促進。

◆市民病院に「認知症疾患医療センター」の創設に向け検討に着手。

◆生活就労支援センター「まいさぽ長野市」の体制と支援の拡充。

◆「こども食堂」の取り組み支援の充実。フードバンク・フードドライブへの支援拡充。

チャレンジ6 ジェンダー平等、LGBTs、差別のない人権都市をめざす。

◆多文化共生の街づくり。

◆同性パートナーシップ認証制度の創設。

◆パワハラ・セクハラ・マタハラなどの根絶。

◆「(仮称)女性・若者活躍推進会議」を創設。

◆「(仮称)差別禁止条例」の制定。

◆バリアフリー、ユニバーサルデザインの推進。

チャレンジ7 安心の雇用、働き方を広げ、可能性を開く。

◆市長トップセールスによる企業誘致。産業団地の新規造成。

◆若者の起業を応援するスタートアップ事業の促進。中央通りにIT関連起業のコアを。

◆賃金・労働条件の向上に実効性ある公契約等基本条例の運用と見直しを。

◆ワークライフバランス、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)実現を支援。

◆労働者協同組合法を活かすプラットフォームの創設。

◆小規模家族農業を支え、続けられる農業を支援。

◆森林・林業の再生活性化を支援。

◆食の安全、有機農法の促進。

◆UJIターン、移住、二拠点居住等、地方志向者の受け入れ促進。

チャレンジ8 歩いて暮らせる公共交通優先の街づくりをすすめる。

◆市民との協働で、移動の確保、最適な公共交通ネットワークの実現にリーダーシップを発揮。

◆徒歩、自転車、公共交通を利用し歩いて暮らせるまちづくりを推進。

◆路線バス等の公設民営化。

◆便利なマイカーを我慢し公共交通への利用転換を図るノーマイカー運動の再構築。

◆市内南北交通軸へのBRTの導入。

◆市街地周辺環状道路の整備の効果を踏まえ、新橋開設を含む市街地の渋滞解消策の具体化。

チャレンジ9 門前町・城下町の歴史と文化、そして平和を育む。

◆戦争史跡を含め地域文化財を継承し、歴史の営みを大切にする街づくりへ。

◆(仮称)門前町…善光寺平和サミットの開催。

◆コンパクトな街づくりに向け中心市街地活性化の再検討を。

◆中山間地域…田舎の原風景を活かし、住み続けられる暮らしを支援。

◆暮らしに潤いを、芸術館を拠点に文化・芸術を磨く。伝統芸能の継承。

◆ユニバーサルデザインによるまちづくり、社会的障壁をゼロに。

◆スポーツを軸としたまちづくりの推進。

チャレンジ10 市民が主役、市役所の意識改革を進める。

◆市民が主役のまちづくりへ、自治基本条例の制定。住民自治協議会とのパートナーシップの再構築へ。

◆SDGs…人口減少下の持続可能なまちづくりへ知恵を結集。まちづくり提案・仕事の効率化提案の新たな制度化。

◆公共施設の見直しは、説明責任の徹底で市民合意を。

◆便利な生活、働き方改革にデジタル化を活かす。

◆副市長2人体制へ。女性副市長の登用。女性管理職の積極登用。

◆前例にとらわれない現場主義の徹底で、オール市役所で意識改革と組織力の向上。

◆持続可能な財政運営と行政財産の有効活用への徹底。