市長選挙…政策を考える【報道より】

現新一騎打ちとなった市長選挙は、あと一日を残すのみとなりました。
この間、メディアでは、加藤現職候補と土屋新人候補がそれぞれ掲げる政策を比較する企画記事を掲載しました。

選挙公報も届きました。第三者的になりますが、選挙公報の内容・打ち出しでは加藤氏に軍配です。

長野市長選挙公報

土屋氏の公報は熱意はわかりますが、公報ですから政策を真正面に打ち出してもらいたかったなと思ってしまいます。

現職リードと伝えられる再終盤、改めて政策の違いを考えてみたいものです。

子育て支援の充実を柱とする両者の掲げる政策に大きな違いはありません。

違う点は、放課後子ども総合プランの有料化に対する考え方です。

加藤氏が「利用者負担は事業継続のために必要」とする一方、土屋氏は「子どもは市の宝、有料化は再検討」とします。

また、ボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」の「冬季の製氷休止方針」に対しても違いがあります。

加藤氏は「費用対効果から方針に理解を求める」一方、土屋氏は「活用方法の再検討」を打ち出しています。

放課後子ども総合プランの有料化では土屋氏、スパイラルの存廃では加藤氏の考えを支持することになります。

また、税金の使い道の割合も異なる点があります。

私的な問題意識から言えば、「一長一短」の政策比較となってしまいます。

こうしたことから、キーワードは、「世代交代」と「掲げる政策の可能性」ということになるのでしょうか。

相対的に、「土屋氏に魅力を感じる」としてきましたが、市皆の皆さんはいかかでしょうか。

➡【関連記事】171022「総選挙投票日…長野市長選・市議補選始まる」

信濃毎日新聞のマニフェスト比較と長野市民新聞の政策アンケートを紹介しときます。
是非、比較検討してください。写真をクリックすると少し大きくなります。

10月29日投票日…皆さん、必ず投票に行きましょう。

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