善光寺大門交差点…スクランブルに

 16日午前、私鉄県連や運輸県連、国労などでつくる長野県交通運輸労働組合協議会で、長野県に対し、交通政策基本法に基づく総合的な交通政策の展開や北陸新幹線の延伸に伴い第三セクターで運営される「しなの鉄道・北しなの線」の維持存続、公共交通の利用促進、渋滞対策などについて、要請に対する回答書により意見交換を行いました。
【写真は応対する県企画振興部長、交通政策課長等の皆さん】
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 まずは長年要請してきた交差点・信号改良で改善が図られることになりました。

 一つは、善光寺大門の交差点に歩車分離式の信号が導入され、スクランブル交差点になります。3月末までに工事が完了し、4月の善光寺御開帳に間に合います。
 押しボタン式で、国道406号の往来~中央通りの往来~歩行者の順で信号が変わるそうです。夜間の交通量が少ないため押しボタン式としたそうです。多分、日中はサイクル化しているのだと思います。
 善光寺大門交差点の改良は、路線バス運行にとっての長年の課題。信号サイクルの連動がネックとされてきましたが、解消されたようです。やればできるじゃないですか?!。

 二つは、ホクト文化ホール入口交差点に信号機が年度内に設置されます。

 回答からポイントを書き留めます。長野市の「公共交通ビジョン」に活かせるところは活かしていきたいと思います。

★「県の新総合交通ビジョンは交通政策基本法や交通政策基本計画を先取りしている。中期計画の5年後見直しと連動し随時見直すもの。地域交通の確保に向け『施策の方向』で具体的な施策にも踏み込んでおり、総合的で計画的なビジョンとしている」
 …改めて『施策の方向』を読み直してみなければ…。
「利用促進等を盛り込んだ県交通政策基本条例の制定は、必要性について今後研究していく」「利用促進策については重要であり、今後の研究課題とする」
 …この部分で、もっと県に頑張ってもらいたい!。

★「生活バスの運行に関し、県有民営の手法を導入する。新年度でバス2台の購入を予算化。導入路線・対象事業者は予算決定後に検討。1年に1台のペースで拡充を図りたい」
 …新しい事業スキーム、県下に広げたい。

★「北しなの線・新運賃のJR乗継割引は5年で終了するが、その後についての割引等のあり方は、しなの鉄道全体で検討したい」

★「高齢者の外出支援となっている高齢者に対する公共交通割引制度に対する県としての支援制度の導入は困難」
 …事業者の負担が大きく、路線維持の阻害要因となっていることから、公共交通網の維持存続と利用促進、高齢者福祉を一体で検討するよう要請。

★「県下一斉ノーマイカー通勤ウィークの取り組みは、年1回で県環境保全協会に委託しているが、参加事業者が減少していることから、実施時期を含め事業者の負担軽減につながる仕組みに見直す。温室効果ガス排出抑制を進めるため、県地球温暖化対策条例を見直し、『事業活動温暖化対策計画書制度』を導入した。一定規模以上の事業者に対し従業員のマイカー通勤対策やノーマイカー通勤率等について年度報告を義務化したことから、まずはこの制度を機能させたい」 …事業者に対するインセンティブの導入を強く提言。

★「歩車分離式信号機の導入は、県下360箇所で、すべての信号機(3519箇所)に対する整備率は10.23%、全国1位の整備状況。今年度15箇所で整備し、10.66%の整備率に、今後も継続的に整備する」

★「国道・県道・市町村道の相互除雪体制を整えた。建設事務所ごとに対象路線と序説範囲を協定化している。(ただし、協定の発動基準は大雪特別警報発令時とされている)」
 …数十年に一度の特別警報時ではなく、日常的な相互除雪体制を強く要望。