「戦争をさせない1000人委員会・信州」…出発集会

 3日午後、長野県JAビル・アクティホールで「戦争をさせない1000人委員会・信州」の出発集会が開かれました。県下から300人が集まり、集団的自衛権行使に反対するアピールを採択、賛同人の募集や集団的自衛権に反対する20万人署名などの取り組みを確認しました。
「戦場への派遣」、「海外での武力行使」、そして「戦死」が現実味を増す中、県民各界・各層の危機感が凝縮し、新たな運動の地平を切り拓く素晴らしい出発集会となりました。
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 呼びかけ人である成澤孝人・信州大学教授の進行で始まった出発集会は、呼びかけ人の一人でもある奥平康弘・東大名誉教授が「集団的自衛権行使について考える」と題して記念講演。奥平教授は「集団的自衛権の行使は、戦後日本が勝ち取ってきた平和主義を根本から変える恥ずべき行為。閣議決定には哲学がない」と強く批判するとともに、「安倍首相の積極的平和主義は、武力行使で国際紛争を解決したり抑止しようとする考え方、日本国憲法の平和主義とは相いれない」と強調しました。85歳、日本を代表する憲法研究者の迫力ある講演でした。

日本国憲法の平和主義を熱く語る奥平氏

日本国憲法の平和主義を熱く語る奥平氏


 「戦争をさせない1000人委員会・信州」の呼びかけ人には、学者や弁護士、会社経営者や僧侶など各界から90人(8月3日現在)が名を連ね、出発集会には27人が参加されました。
出発集会に参画された呼びかけ人の皆さん

出発集会に参画された呼びかけ人の皆さん


 呼びかけ人を代表する形で、坂田雅子さん(須坂市出身の映画監督)、佐藤豊さん(弁護士・元日弁連副会長)、茅野實さん(県環境保全協会課長)、仁科良幸さん(会社経営者・第一ホンダ販売会長)、又坂常人さん(信州大学特任教授)、井上英美さん(真宗大谷派僧侶)ら6人の呼びかけ人がスピーチ。(スピーチの内容は「戦争をさせない1000人委員会・信州」のホームページをご覧ください)
 集会は、最後に「戦争をさせない1000人委員会・信州アピール」を採択し、県下で賛同人を募っていくことを確認しました。
 ◆「戦争をさせない1000人委員会・信州」ホームページ
 ◆「戦争をさせない1000人委員会・信州」フェイスブック
 ◆「戦争をさせない1000人委員会・信州」ツイッター

 長野地区では「戦争をさせない1000人委員会・ながの」の発足を準備しています。呼びかけ人、賛同人への参画を心から呼びかけます。一緒に行動しましょう!!

anti-war committee of 1000
★「戦争をさせない1000人委員会・信州アピール」★
あなたの腕の中で笑っているその子が、
孫が、将来、他国へ戦争しに行くかもしれない。
それが「集団的自衛権」です。

「自衛隊員じゃなくても?」と思っていませんか。
日本は子どもが33年間減り続け、今は、人口の12%しかいません。
「戦場に行く」ことになった自衛隊員に、なる人はどのくらいいるでしょうか?
他国を武力で攻撃したら、必ずやり返されます。戦い続けなければなりません。
そのためには兵士がいる。
あなたも、あなたの恋人も、子も孫も、徴兵されるかもしれない・・・。

あなたは何が好きですか?
山に登ること? 眺めること? ライン? ショッピングやランチ?
戦争とは、そういう時間がなくなること。そういう時間を共にする人を、失うことです。

「そんなの嫌だよね。どうしてそうなるの?」と語り合うこと、調べること、おかしいよと言ったり、書いたり、絵にしたりすることを禁止できる。それが「特定秘密保護法」です。

そんな社会を望みますか?
この国の生き方を決めるのは「私たち」。
たかが一内閣が、勝手に決めていい事柄ではないのです。

あなたの税金が、あなたの老後や医療費に使われず、ミサイルや戦車になること。
それが「防衛費の増大」です。
例えば、中国の人口は日本の11倍。負けないためにはどのくらいのミサイルを買うのでしょう? 私たちはどのくらい税金を払うことになるのでしょうか?

「武力」という「同じ手段」を使わない。
これこそ、最大の防衛力です。憲法9条が69年間示してくれた「事実」。
軍事力が平和を守るという政治家の発言より、ずっとずっと重い、尊い真実です。

「戦場へ行く」のはいつも、あなたの、私の子や孫、普通の市民です。
集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法は、そんな未来へ一直線なのです。

あなたの、私の、未来の子どもたちの、平穏で幸せな日々のために、
私たちは「戦争をさせない」。
そのためには、あなたの力が必要です。一緒に行動しましょう!