松ヶ丘小学校創立50周年

11月20日、長野市立松ヶ丘小学校創立50周年の記念式典が催されました。

S47年に安茂里小学校分校から独立、開校し、半世紀の歴史を刻んできました。子ども達が作ったスローガンは『「笑顔でつないだ50年」~守ろうみんなのうら山 つなごうみんなのきずな』。

コロナ対策のため、会場の体育館は5年生と6年生に限定、1年生から4年生は教室でオンライン参加となりました。来賓も会場参加は10名くらいに限定しての式典となりました。やむをえませんが残念です。我慢続きの中での50周年、コロナ禍で傷ついている人たちがいることに想いを馳せつつ、子どもたちの記憶に長く残ることを願います。

式典では、5年生が「松ヶ丘小学校ベスト10」を発表、1位は「裏山」です。

また6年生からは、土砂災害で体育館が被災した経験を振り返り、また昨年の国道19号での交通死亡事故で同級生を失った悲劇を繰り返さない願いを込めて、安全・安心なまちづくりの提案が発表されました。信号機を増やすこと、空き地にコンビニ・スーパーを建てること、公園などにトイレをつくるといった提案は、子どもたちのしなやかな感性の表れです。

創立50周年記念事業では、校庭擁壁壁画の作成や裏山古墳道整備、地域貢献活動など多彩な企画が取り組まれました。

中でも、地域の伝統文化である小市神楽囃を引き継ごうと4年生以上の希望児童29人が参加し、「小市神楽囃保存会」と「小市若者連」の皆さんの指導により練習を重ね、式典で発表された「こども神楽」は素晴らしかったです。圧巻!見事な発表でした。

神楽、獅子舞の後継者が育っていることに感激です。

来年3月に発行予定の記念誌に寄稿した「祝辞」を掲載します。式典ではほぼ同趣旨で挨拶させていただきました。

未来に向かい羽ばたけ

市議会議員 布目裕喜雄

松ヶ丘小学校創立50周年おめでとうございます。安茂里小学校小市分校から独立して半世紀、地域をはじめ関係者のご尽力により小市の子どもたちの学び舎として大きく発展してきましたことに心から感謝申し上げます。

「ながめうるわし小市の里」と校歌に謳われる如く、豊かな自然と眺望に恵まれた教育環境のもと、「心やしない知恵みがき、どの子もみんな輝く子」の学校目標が着実に達成されますこと、そして、いち早く開設されたコミュニティスクールをはじめ、森林体験を通じ自然と親しむ「裏山プロジェクト」等の取り組みが、子どもたちの創造力を培い、故郷を愛する心を育むことにつながることを願ってやみません。

社会の宝である子どもたちの豊かな学びを第一に、地域や保護者の皆様の支えにより「チーム松ヶ丘」の底力が発揮され、子どもたちが将来にわたり羽ばたき続けることをご祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。

松ヶ丘小学校の児童は、開校以来560人をピークに、40周年では400人いた児童が、10年後の50周年では200人までに減少、1・2年生は1クラスといった状況で、少子化は市街地の学校でも深刻です。少子化に対応し、地域コミュニティの核であることを重視しつつも、何よりも子どもたちに豊かな学びを保障する学校教育の再構築が急がれます。