幸福度ランキング…長野市が全国中核市で総合2位

日本総合研究所(日本総研)の「全47都道府県幸福度ランキング2016年版」で、全国42中核市中、長野市が総合2位となったとのことです。

日本総研では全国47都道府県のランキング調査を行ってきていますが、中核市の個別評価は初めて。

8日の市議会会派総会の折に加藤市長から満足げに報告があり、12日付の信濃毎日新聞で報道されました。
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人口増加率や一人当たりの市民所得など39の指標で評価するもので、信毎によれば「(長野市は)健康に留意しながら男女問わず、幅広い年齢層が働く環境が整えられている」と評価されたとされます。

【8月12日付信濃毎日新聞より】
長野市、総合2位 初の全国中核市ランキング

日本総合研究所(東京)の「全47都道府県幸福度ランキング2016年版」(東洋経済新報社)で、初めて全国42中核市のランキングがまとまり、長野市が総合2位となった。人口増加率や1人当たりの市民所得といった基本項目に、健康、文化、仕事、生活、教育の5分野を加えた計39指標で評価。長野市は平均寿命など健康分野が1位、高齢者有業率など仕事分野が3位だった。

健康に留意しながら男女問わず、幅広い年齢層が働く環境が整えられている―と評価された。都道府県ランキングで総合4位だった長野県と同様の傾向だった。

長野市は、健康分野で「体育・スポーツ施設数」(人口10万人当たり73・4件)が1位、「平均寿命」(84・2歳)が1位タイ、「健康診査受診率」(46・4%)が2位となり、「健康の維持や増進に対する住民意識の高さがうかがえる」としている。

仕事分野では、高齢者有業率(27・4%)が1位、女性の労働力人口比率(52・3%)が2位。文化分野は姉妹都市提携数(2件)の33位タイが響き、30位と振るわなかった。11位の教育分野は、不登校児童生徒率(2・10%)が最下位だった。加藤久雄市長は「結果を励みにして、市民が幸せになるお手伝いを進めたい」としている。

中核市ランキングの総合1位は愛知県豊田市、3位は群馬県高崎市だった。

「う~ん、そうか?!」って感じで、正直、実感がわきません。皆さんはいかがでしょう?

「幸福度」そのものは主観的要素が強いものですが、客観的な指標により評価していますから、それなりに意味はあると思うのですが…。

例えば、健康分野では、「体育・スポーツ施設数」(人口10万人当たり73.4%)が1位、「健康診査受診率」(46.4%)が2位となっています。

ても、オリンピック施設が含まれているはずだし、公共施設マネジメント指針により「施設の縮減」が必須課題になっていること、また、がん検診受診率は決して高くないことなどを考えると、指標そのものが市民の将来負担の問題や、多角的・多面的な評価という点で、課題を残しているような感は否めません。

市民にとっての必要度・満足度といった物差しが基準になっているか、よくわからないからです。

とはいえ、ランキングは別にして、人口20万人から50万人規模の中核市水準を比較する「一つの比較評価」としては価値があります。

総合評価の内容を吟味したいのですが、今のところ、東洋経済新報社発刊の「全47都道府県幸福度ランキング2016年版」(3,780円)を購入しないと詳細がわかりません(ネット等で公開されていない)。

中核市部分だけでも入手して(市役所秘書課経由?やはり購入するしかないかな)、吟味したいと思います。宿題です。

「幸せ実感モニター」の募集が始まった折、「幸福度ランキング総合2位」は、タイムリーといえばタイムリーですかね。

問題は「幸福度」の暮らしに根付いた実相です。