阿部県知事との政策懇談会

大雨・洪水警報が発令される7月1日、阿部守一・長野県知事との政策懇談会をホテル・メルパルクで催しました。

社民党県連で主催したもので、推薦している阿部知事との政策協定に基づき、定期的に意見交換し、県政への要望を含め問題意識を共有することが目的です。
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党はもとより、県労組会議をはじめとする支持団体・労組の代表の皆さんにもお集まりいただきました。

県の子どもの貧困対策・子育て支援策の拡充をはじめ、医療・介護の充実、地域公共交通の維持・活性化、森林労働者不足と森林税、県の契約条例の課題等々について、県民の暮らしの現状を訴えつつ、施策のさらなる展開に向けた提案を行いました。

私からは、護憲連合の立場で、オスプレイの県内飛行訓練問題で、訓練中止に向け、一歩踏み込んだ対応を検討することを求めました。

県知事からは、教育県=学びの県づくり、働き方・暮らし方改革を進めたいとの意欲とともに、中期5カ年計画に「教育・医療・交通」の3本柱を打ち立てたいとの問題意識が述べられました。
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記者会見や議会答弁だけでは伝えきれない率直な想いを聴くとともに、有意義な意見交換ができたものと思います。

知事との懇談会に先立ち、総選挙勝利に向けた総合選対会議を開き、都議選の結果を見ての今秋から年末の解散か、年内に改憲案をまとめ来年6月頃までに「憲法改正」を発議し秋から年末にかけた衆院解散で国民投票と衆院選を同時に行う策略が想定される中、総選挙対策を加速させることを意思統一しました。
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森友・加計問題に蓋をし「共謀罪」を強行、稲田防衛大臣の法律に抵触する問題発言、そして明文改憲へと突き進む安倍政権に対し、内閣支持率は急落しているものの、対抗すべき野党がその批判の受け皿足りえていない政治情況が、この先の見通しを不透明なものにしていると思われます。

しかし、安倍政権に改憲に必要な3分の2の議席を与えないことが喫緊の課題です。野党共闘を軸に対策を急がなければなりません。

余談ですが…大雨で、長野駅東口からホテル・メルパルクに向かう市道の歩道が20メートルくらいの区間で冠水し全く通行できなくなっているとの苦情を会場でお聴きし、早速、市の建設部・道路課に報告。即座に現場に赴き、縁石を一つ取り外し道路側の側溝に滞留する水を流し落とす措置をとってもらいました。
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警報発令中で登庁していた担当課の職員の皆さんの機敏な対応に感謝です。ありがとうございました。

県下からJRを利用し集まっていた仲間たちに、開催地の地元の市議としての面目!?が保てました。

結婚式が行われていたホテル側からも感謝されました。市に報告しときます。

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