市民ネット…H24年度予算編成における重点政策・施策の要望書を提出

 11月17日、鷲沢市長に「H24年度予算編成における重点政策・施策の要望書」を提出し、意見交換しました。今回の予算要望では、11の重点政策と90の重点施策を申し入れました。「要望書」はHP本編に掲載しています。

池田清市議と一緒に、市長に要望書を手渡し

 鷲澤市長は「政策・施策を進めていくうえで基本的に大きな違いはないと受け止める。出された要望を受け止め、検討していきたい」としました。
 鷲澤市長のコメントについて何点か列記します。今後、12月議会、そして3月の予算議会を通して、予算要望した政策・施策の実現に取り組みたいと思います。

◆段階的な脱原発の方向性…「自然エネルギーへの転換は目指すが、原発は必要だと考えている。脱原発を決めたイタリアやドイツも、実はフランスから原発エネルギーを買うことで対応している」「電気自動車は、傾斜地のある中山間地域で非常に効率的に稼働している。拡充していきたい」

◆放射能被害への備え…「空間放射線の簡易測定器は、拡充していきたい」「消費者庁の食物放射線検査機器の貸与に取り組んだが、24自治体を対象とする第1次には選定されなかった。第2次募集に取り組みたい」

◆都市内分権…「行政主導といわれないように取り組む。事務局長制度への財政支援は強い要望を踏まえ、前向きに検討している」「本庁と支所の役割分担は、結局“人”の問題。地域活性化推進委員は、バランスを考えて対応したい」

◆公契約条例の制定…「心の中ではどうもぴんと来ていない問題だ。他都市や県の動向を見据えながらの研究課題」

◆利用者負担の見直し…「合理的に進める」

◆市民会館の建設の見直し…「市民の意見、議会の意見を聞いて十分に対応してきている。合併特例債の活用期限の延長があったとてしも、いまさら変える方法論はない。基本計画通りに進めたい」

◆駅善光寺口整備…JR側の駅舎整備と一体で検討をとの意見に対し「JRでは職員の宿泊施設を含めた居住施設の検討もしているようだ。いずれ全体像を明らかにして議論を進める必要がある」

◆学校耐震化…「必要経費を500億円と試算しているが、既に300億円分が完了している。急ぎたい」

◆官によるワーキングプアーの解消…「ワーキングプアーといわれると困るが、正規職員数が規制されている中で、非正規に依拠しなければならない実態がある。課題であるとは認識している」

◆認知症対策…「認知症問題は大きな課題だ。提案の認知症疾患医療センターについては、その機能・役割を含め研究の余地ありだ」

◆芸術文化予算の拡充…「やらなければならない課題の一つ。全体のバランスを見ながら対応する」

◆屋代線廃止に伴うバス代替運行…「国道403号線の関崎橋付近の改修は、県が拡幅整備計画をまとめている。千曲市内では鉄路部分に道路を拡幅できないかとの検討もあるようだ。利便性が高まる代替運行を目指したい」

◆屋代線鉄道用地の有効活用…「(活用が難しい土地は受け入れず、不要な施設の撤去を長電に求めると報道された)交通対策審議会に関する信毎報道は承知していないし、まだ何も決めてはいない段階。どんな有効活用ができるのか、これから検討していくということだ」

◆新規就農者支援…「国も同様の支援制度を設けるようだ。国の補助を活用しながらさらに進めたい」

◆債務超過の戸隠スキー場の抜本改善策…「(議会内には)市で買って売却する方法もあるという提案があった。検討の余地はあると思う」

◆市職員のモラル向上…「当然のこととして、取り組みを強めたい」

 脱原発、市民会館見直し、屋代線跡地の鉄路活用など、大きな距離感がある問題が横たわっているとはいえ、「今回は熱くならず冷静に応えているなぁ」との印象を持ちました…。公式の要望とはいえ、全体的には”雑談的意見交換”の感も…、まぁいいか。いずれにせよ、市長には重く受け止めてもらって、提案する重点施策に前向きに対応されるよう、さらに求めていきたいと思います。