被災地・豊野地区の避難所…豊野西小学校と東小学校

16日午前から避難所に指定されている豊野西小学校と豊野東小学校を訪問調査。

今回は同じ会派の鎌倉ひかる議員に声をかけ一緒に周りました。

228人が避難…豊野西小学校体育館

西小学校は228人が避難、14日の午前10時段階より80人くらい減っていますが、いまだに満杯に近い状態です。

北部スポーツレクリェーションセンターや昭和の森公園フィットネスセンターの状況しか把握してきていなかった私的には、想像を超える情況です。

段ボールベッドが今日中に配備される予定とのことでしたが、キャパ的な不安は拭えません。

間仕切りはまだありません。

学校体育館のためでしょう、ストーブやテレビは設置されています。

衣類などが地元の支援で届いていました。下着も配備されてきています。

通信事業者による災害臨時電話も開設。

これから段ボールベッドが配備される予定。

避難住民の方から声を聴きました。

「避難所の生活がいつまで続くのか、仮設住宅に入ることができるのか、生活を再建していく見通しが立たない」と先行きの不安の声が多く聞かれます。

「自宅の片付けの目途が立たない。ボランティアの皆さんの受入はいつから?」

「片付けに必要なゴム手袋やゴーグル、スコップ、作業着の着替えなどの配布があるとありがたい」との声も。

また、「食事等は十分。でも余っていてもったいないと思う」「片付けに出かける場合はおにぎりとかのほうが便利(お昼に避難所に戻らずに済むという意味で)」との声も聞かれました。

ゴム手袋も絶対数が不足しているようです。自宅の片付けに必要な備品・支度の提供も検討する必要があります。

不安で一杯のはずの避難住民の皆さんが明るく受け答えしていただく姿に、胸がふさがれるような想いです。

避難所担当の市職員には伝えてきていますが、市の対策本部につなぎます。

豊野東小学校には20人

東小学校は9世帯20人。ほとんどの方が自宅の片付けに行っている状態でした。

体育館の運動用マットが下敷きに活用されていました。必要な物資は届いている様子です。

浅野地区の集落と豊野支所周辺

浅野地区の集落と豊野支所周辺も見て回りました。色づき始めているリンゴ畑がすっかり水についてしまった跡が生々しく残っています。

浅野地区で床上浸水となったHさん宅では、「今までの災害では地域の皆で助け合ったが、今回はなかなかという状況、地域全体の支援が弱くなっている」との指摘、「できるだけ早くボランティアの力を借りたい」と要望されました。

消毒がまだで、家の周り(消石灰の散布)と家屋内の消毒(ハイターを薄めて噴霧しよく乾燥させる)の方法をお伝えしてきました。

➡0.1%消毒液の作り方、濃度5%家庭用塩素系漂白剤液(ハイター・ブリーチ等)を使った場合、500mlのペットボトルに、まずペットボトルのキャップ2杯分の塩素系漂白剤を入れ、そこに水をいっぱいに入れる。

豊野支所周辺は2メートルを超える浸水状況で豊野支所の機能は停止しています。盛んに片づけが行われていました。

14日に訪問した昭和の森公園フィットネスセンターを再訪問

段ボールベッドが15日に届き、既に利用されており、紙オムツやミルクなどの物資が配備され、テレビも観ることができるように改善されていました。

ちょうど保健所の担当職員が巡回中で防塵マスクやゴム手袋の配布と感染症対策、消毒の徹底などのチェックがされていました。

防寒対策、必要な支援物資など避難所の運営は徐々に改善されてきていますが、国の避難所運営ガイドラインに照らして考えると、避難の長期化に備えた態勢づくりはまだまだこれからといった印象を強く持ちます。

長期化せざるを得ない避難生活、山積みになっている災害ごみ、搬出片付け作業、浸水家屋の状況を目の当たりにすると、正直、心が沈みますが、「議員さん、頼むね」の声を受け止め、被災者の皆さんの生活再建への希望につながるよう、私たち議会にできることをしっかりやりぬきたいと思います。