自・公政権326議席…白紙委任ではない!

 14日投開票が行われた総選挙、戦後最低の投票率のもと、自公政権に衆議院3分の2を超える326議席を許してしまいました。
 社民党は、現有2議席(沖縄2区・九州比例)を維持・確保したものの、議席拡大を果たすことができませんでした。
 北信越ブロック、そして長野県においては、若き「石合ゆうた」比例候補を先頭に戦い抜きましたが、議席には及びませんでした。
 県内の社民党票は、前回総選挙や参院選から大きく後退させることになってしまいました。

 社民党にお寄せいただいた温かいご支持に心から感謝申し上げますとともに、ご期待に応えられる結果をつくりだすことができず、深くお詫び申し上げる次第です。

 「アベノミクスの是非が争点」「この道しかない」と声を張り上げた安倍首相でしたが、景気回復を実感できないどころか、消費税再増税と物価高が待ち受け拡大するばかりの格差に、諦めとしらけ感が低投票率に現れたというべきでしょう。
 声なき声の無言の抵抗です。
 
 アベノミクスは失敗、消費税10%には堪えられない、集団的自衛権の行使を認めない、原発の再稼働を許さない…社民党の訴えには、確かな手応えがあったものの、安倍政権の暴走を許さない怒りの受け皿として支持を大きく広げるに至らなかったことを反省しなればなりません。

 しかしながら、25歳・石合ゆうた比例候補を擁立しての闘いは、若者に新たな共感と支持を広げることができました。勇気づけられる貴重な財産です。石合ゆうた君の決意と奮闘に感謝したいと思います。
 来春の統一自治体選挙につないでいかなければなりません。

 326議席を背景に「憲法改正を視野に」と本音を吐露する安倍首相…「国民の信を得た」とばかり、さらに暴走することは間違いありません。
 しかし、民意は安倍政権に、この国の形と国民の暮らしを白紙委任したわけではありません。
 「民主的な独裁」(『世界』1月号)に抗議し転換を図るのは主権者である私たちに他なりません。
 声なき声、無言の抵抗を原動力に、重圧をはねのけ、未来を切り開きたいと願います。

 県内では、長野1区で篠原孝さん(民主)が議席を確保しました。自民党とその補完勢力に一矢を報いることができたことは、率直に喜びたいと思います。
 小選挙区は「自民以外で、自民の補完勢力以外で」、そして「比例は社民党」と訴えてきましたが、支持者の皆さんからの「1区は誰に?」との問いに、私は「集団的自衛権にも原発にもTPPにも反対している篠原さんでしょう」と応えてきました。少しは篠原氏の小選挙区当選に貢献したと思うのですが…。

 心機一転、次なる戦いに望みたいと思います。まずは県議会議員選挙です。