9日「成人の日」を前にした7日、安茂里地区の成人祝賀式が安茂里公民館で晴れやかに催されました。二十歳を迎えた170人余りの新成人が集いました。
民法改正で法律の上では昨年4月から18歳が成人年齢となりましたが、二十歳はやはり大きな節目です。県内でも「二十歳の集い」と名称を変えた自治体が増える中、長野市は「成人祝賀式」に統一された様です。
二十歳の皆さんの前途が、平和で希望に満ちたものであることを心から願い、エールを送りました。
安茂里地区の式典は、新成人7人の運営委員の皆さんが中心となって演出等を企画した点がミソです。「想いでのアルバム」と銘打って裾花中学校時代を写真で振り返るとともに、3年生時代の担任恩師への直撃インタビューなど工夫が凝らされ、とても素晴らしい企画となりました。
また、家庭科や音楽、数学など専科の先生のビデオメッセージも、裾中生徒とならではの演出でした。
収束の見通しがつかないコロナ禍にあって、この3年間、大学生活においても、働く環境においても、我慢を強いられ、人とのつながりが薄れ、孤独感を感じてきた方が多いのではないでしょうか。
この成人祝賀式が、懐かしい友との再会を喜びあい、明日へのエネルギーとなることを願ってやみません。「ワンフォアオール、オールフォアワン」の精神で、新成人の皆さんが社会のつながりを意識し、支えあっていくことを強く願うとともに、平和を尊び、命の尊厳をともに大切にしあう、そして多様性を認め合う包摂力のある社会をつくっていってもらいたいと願います。
7日には長野市の消防出初式も催されましたが、帰省していた孫が発熱し、病院に連れていくことになり、欠席となりました。市消防局・消防団の皆さん、申し訳ありませんでした。無災害、無火災の1年となりますように…。