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06年1月1日記
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2006年の幕開けに想う希望の年に!
愛犬のクララ(チワワ・♀)、10歳。戌年にちなんで。 

 
 
大雪との闘いの中で新しい年を迎えました。明けましておめでとうございます。

毎年、暮に「その年の世相を象徴する漢字」が京都の清水寺で発表されます。05年の世相を象徴する「漢字」は「愛」でした。昨年で11回目を数えるそうですが、心温まる印象の言葉が選ばれるのは初めてだそうです。一方、とあるインターネット調査では「忍」がトップ、忍耐、我慢を強いられた年ということなのでしょう。こちらのほうが納得できます。 さてさて、2006年「今年の漢字」はどんな言葉になるのでしょうか。私は、よりほんものの「愛」が、暮らしの隅々にあふれ、「希望」を見出すことのできる一年という意味で「希(のぞみ)」が06年の漢字となることを勝手に願っています。

 
 振り返って2005年は「安全」と「安心」が根底から揺らぎ、ひび割れた1年でした。JR福知山線での脱線事故、深刻なアスベスト被害、そして耐震偽装問題の発覚、幼い命を標的とした殺害事件などなど…。経営効率を最優先する企業体質から「社会的使命」、「安全」思想がすっぽりと抜け落ちていることを象徴する事件が相次ぎ、「貧富」の格差が広がる社会を反映してか、残酷な事件も枚挙の暇がありません。政治そのものに「安心」が喪失しているからでは、と考えてしまいます。今年こそはよい年にしたいものです。

 市議会で活動する機会を与えていただいてから、早いもので議員任期4年間の折返し点を経て、後半の2年間に向かうこととなりました。国の「構造改革」の名のもとに所得格差がどんどん広がる今日、市民の営みの痛みと希望に光をあてる1年に。そして、世界に誇る憲法第9条を守り広げる年に!決意を新たにしております。
 
 受益者負担が強まる財政再建問題、都市内分権の具体化、指定管理者制度をはじめとする行政の民営化、超大型店の進出問題、新しいごみ焼却場の建設、子どもの安全、雇用の確保など課題山積です。「市民が主役となる市政の実現」に向かって、地元である安茂里の課題、合併して大きくなった長野市全体の課題に気を引き締めて臨みたいと決意しております。


 
小泉政権4年8ヶ月のもとで、日本社会には不安が蔓延しつつあります。一つは、「構造改革」のかけ声のもとで、@完全失業者は常時300万人を超え、A低賃金・劣悪な労働条件の非正規雇用が1500万人にもふくれ上がり、B労働強化で過労死や疾病者が増大、C勤労世帯の収入は7年連続で低下し、特に年収二百万円以下の層が激増、Dそして年23万件の自己破産や3万入超の自殺者が出ています。Eこれを尻目に大企業は史上最高の利益を上げ続け、年収2500万円以上の層が増えています。F加えて、年金・介護・障害者制度が改悪され、一方的な負担増が押し付けられ、さらに医療制度の改悪や大増税がもくろまれています。つまり、社会的格差の拡大=「弱肉強食の競争社会」が進み、かつてなく雇用や現在と将来の生活不安が拡大しているのです。
 
 二つには、「戦争ができる国」にまっしぐらに突き進んでいることです。自民党は、戦力の保持と交戦権を否認した憲法9条2項を全面的に削除し、自衛隊を「自衛軍」と位置付けた「新憲法草案」を発表、民主党も自衛隊の武力行使容認に傾く「憲法提言」をまとめました。戦後民主主義の礎となってきた憲法が最大の危機を迎えています。「自衛軍」保持の先には徴兵制が待ち受けています。平和を願う人々との絆を結び、世界に誇る憲法9条を活かし広げるときです。

 
 「弱肉強食」の資本主義経済だからこそ政治は「弱者救済」でなければなりません。しかし、小泉政治は「弱肉強食」政策そのものです。そして日本国憲法第九条の理念を生かし「戦争の20世紀」から「平和の21世紀」にという世界の大きな胎動を顧みず、ひたすら米国に追従し、憲法の改悪策動を強めています。野党第一党の大勢も残念ながら大同小異です。こんな政治が続いていては、安心の暮らしは壊され続けます。

 まさに日本は「歴史の曲がり角」です。憲法が謳う「平和的生存権」を守りぬくために、今年こそ声を大にして運動を広げる時、社民党は、小粒でもピリッと大辛で、「改革」の衣を着た自民党政治に立ち向かいます。市民の皆さんとともに、世論の力で希望と安心、弱者に温かい政治を取りもどすため、力を尽くす一年にしたいと想います。


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