信濃毎日新聞(9月18日付で報道された政策アンケートへの回答)
[問1]鷲沢市政全般について、どう思うか。
答え:どちらかというと評価する
理由:税金の使い道を決める当初予算案に賛成している立場から。民間感覚でお役所仕事を改革しようとする姿勢、都市内分権の推進や公共交通網を都市インフラと位置づけ整備する姿勢等は評価。しかし、性急な民営化・民間活力の導入は、経費削減に重きが置かれ、安全や安心が二の次となる危険性をはらんでおり、厳しいチェックが必要。
[問2]信州新町、中条村が長野市に合併を打診している。両町村との合併についてどう思うか。
答え:何とも言えない(今の段階では)
理由:合併問題は市民合意のプロセスが肝心。賛否を応える段階ではない。長野市民に対し、両町村との合併のメリット、デメリットを情報公開し、市民の合意と納得を得ることが不可欠。打診されていることをもって、性急、拙速に進めるべきではない。
[問3]県内市町村議会で最高の年額116万4000円の政務調査費をどう思うか。
答え:多い
理由:年度末に返還している実態に即して見直すべきである。しかしながら、中核市である長野市議会の政務調査費を単純に県内市町村と比較し「高い」とすることには異論がある。問題は、議員の政策調査研究に資する使い方がされているか、使途の透明性が確保されているかである。
[問4]「有害図書類」の包括指定などを規定した市青少年保護育成条例をどう思うか。
答え:必要ない
理由:表現の自由にかかわる問題であり、条例で画一的に規制することには異議あり。青少年の健全な育成を阻害する有害図書類の追放は、粘り強い市民運動で実現すべき。
[問5]もっとも力を入れたい施策を一つ
コスト削減一辺倒ではなく、市民生活の安心と安全を最優先する施策の実現
[問6]「穴あきダム」を柱とする県の浅川整備計画をどう思うか。
答え:「次善の策として」評価する (適当な選択肢がありません)
理由:できる限りコンクリートのダムによらない総合的な治水対策が必要である。しかし、浅川流域住民の水害への不安を解消する次善の策としてやむを得ない対応であると思う。ただし、安全面や環境への影響など、流域住民・市民に丁寧な説明責任が果たされるべき。
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