■補正予算の内容

　今議会で決定した補正予算は、歳入歳出それぞれ２１億７５８７万１千円を追加し、予算総額は歳入歳出それぞれ１３４４億２０７７万３千円となりました。主な内容は次の通りです。

◎芹田支所が移転、古牧支所は増築へ

　狭隘で老朽化の進む芹田支所を若里市民文化ホールに移転するための経費９８１０万２千円及び古牧支所増築の設計委託料９９万８千円が計上されました。

◎公共施設への風水力発電導入の可能性調査へ

　省エネルギー対策を進めるため、公共施設への風力発電や小水力発電の導入について、その可能性を調査するための調査経費５９７万円を計上。

◎特別支援教育支援員の配置を拡充

　教育上特別な支援を必要とする児童生徒に対して特別支援教育支援員の配置を拡充するため１７７８万円を計上しました。

◎中山間地の生活道路改良や道路防災、河川水路の改修を促進

　中山間地等生活道路の整備、道路防災、河川水路の改修、維持補修等に６億３１０８万円を計上。また、国の補助採択を受けて長野駅周辺第二土地区画整理事業に１１億３５７４万円を計上しました。

■主な議案の内容

◎子どもの国際教育のために倉石忠雄基金を創設

「子どもたちの国際教育のために」と元衆議院議員の故倉石忠雄氏の夫人からいただいた寄附金１億円を活用するため「子どもたちの国際教育のための倉石忠雄基金」を制定しました。

◎行政手続きオンライ化条例を制定

市の機関に係る申請、届出その他の手続き等に関し、インターネットによるオンライン手続きを進めるための条例を制定しました。１０月１日から施行されます。とはいえ、まだまだ試行段階です。

◎市の景観を守り育てる条例を全面改定

　景観法の施行に伴い、景観計画の策定や開発行為の規制を図るため、市の景観を守り育てる条例を全面改定し、風格と魅力のある景観をつくり出すために新しい条例がスタートしました。

◎大規模集客施設を制限する条例を制定

　市街地や郊外への大規模集客施設の建設を抑制するため、市特別用途地区内における建築物の制限等に関する条例を新たに制定しました。