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05年3月議会を振り返って(その2) 前立腺がん検診がスタート |
●前立腺がん検査、集団検診方式でスタート。自己負担は2100円
生活習慣病の予防対策の充実に関して、私が昨年9月議会の一般個人質問で提案した「前立腺がん検診」が始まることになりました。今年度50歳以上、74歳未満の男性が対象者、集団検診方式で実施されます。検診は問診とPSA検査という血液検査です。2100円を自己負担することとなりますが、病院で検査を受けると3000円から5000円かかることから、集団検診によって多少は自己負担額が低く設定された格好です。急増している男性特有のがんだけに、集団検診のメニューになったことは大きな前進です。5月15日号の「広報ながの」に詳細が掲載されます。
*PSA検査とは?…血液検査で、前立腺から分泌されるPSA(前立腺特異抗原検査)という物質の血液中の濃度を測定します。値が正常よりも高ければ、前立腺の病気がある可能性が高く、次の2次検査に進みます。
以前は、前立腺がんを発見するためには直腸診を行わなければならず、また早期発見も難しかったのですが、近年、「PSA(ピーエスエー)検査」というものが登場し、かなり早期から前立腺がんを発見することが出来るようになりました。これは血液検査だけでできることから、50歳前後の比較的若い方にも検査が実施され、がんが発見されるようになってきました。
●骨粗しょう症の検診が拡大
骨粗しょう症検診は今まで40歳、50歳の節目に実施されてきましたが、これを40歳から70歳までの5歳間隔の節目年齢に対象者を拡大、予防に重点を置くことに。
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