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2012年1月8日 議会運営委員会視察報告…盛岡市議会編

盛岡市議会(11月16日議会運営委員会視察より)

岩手県の県庁所在地で中核市。面積886.47㎢に12.6万世帯、人口約29.8万人。財政規模は1080億円。「行政評価システムの改善」と「指定管理者連絡会議の実施」の2事例が総務省のH21年度行政改革事例集に選定されていて、「外部からも評価を得ている」とされている。これはこれで注目だ。
盛岡市議会の視察テーマは➊議会運営・議会の活性化、➋特別委員会調査報告書、➌会議録検索システム、➍本会議の傍聴手続、の4点。

盛岡市議会における議会改革等のポイント
(1)議会運営・議会の活性化(長野市議会との違いをポイントに)
①議員定数は38人(H23年8月選挙から定数42人を減員)。議員報酬は617,000円、政務調査費60万円/年。
②当初予算につき予算審査特別委員会を設置し付託。補正予算は所管の常任委員会に分割付託。決算は所管の常任委員会に分割付託。
③議案審査の常任委員会についてのみH7年分から会議録検索システムで公開。特別委員会の会議録は導入なし。
④代表質問・個人質問ともに、質問時間50%・答弁時間50%を目安とする。
⑤委員会室には最新の中継システムが導入されているものの、庁内テレビのみで放映。議会図書室で中継を見ることができる。
【写真:8億円で耐震補強された盛岡市庁舎】

(2)特別委員会調査報告書について
①会議規則第70条で、委員会は事件の審査または調査が終わったときは報告書をつくり委員長から議長に提出しなければならないと定め、特別委員会においても、調査が終了した段階で、調査結果を議題とし委員長報告を行っている。
②報告書について「報告書は、議長から市長及び教育委員長あてに送付しており、一定の効果がある」とされている。
③特別委員会の審議をまとめ、「調査報告書」として、審議経過だけでなく、一定の政策・施策提案につながっている点は注目すべきである。ルール化が必要な課題だ。

(3)会議録検索システム
①議案審査にかかる常任委員会会議録をH7年分から、予算審査特別委員会はH11年分から、会議録検索システムに公開している。経費は約285万円。
②検索対象の委員会の拡大は、経費の面から困難とする。

(4)本会議の傍聴手続
①盛岡市議会は傍聴に際し、申し出のみで受付をしていない。長野市議会は傍聴に際し、受付簿に住所・氏名を記載することにしているが、個人情報保護の観点から見直しが求められよう。自由記載でも良いとは思うが…。
【写真:委員会室、委員長席が演題形式に。委員長席の手前が議員席で広報が理事者席。】

参考にすべき事項として
(1)予算審査特別委員会を設け、特別委の管轄としている点。審査の状況と結果を詳しく見てみる必要はあるが…。

(2)特別委員会の「調査報告書」の義務化は、検討に値する。少なくとも特別委の報告について一定のルールが必要であろう。