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08年1月10日
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生活困窮世帯に灯油5,000円の支援。長野市、独自の支援制度を開始

原油高騰が暮らしを直撃する中、灯油高騰に対する長野市独自の支援制度がこのほどまとまり、発表されました。灯油購入を補助する制度で生活困窮世帯の皆さんへの応援となるものです。対象世帯は1万1000世帯(詳しくは下段を参照)、予備費を充当することになりました。

申請主義のため、該当する皆さんが申請しないと支援金は交付されません。広報や全戸回覧等で周知されることになりますが、忘れることなく申請されるよう呼びかけます。

 

■対象世帯

 H20年1月1日現在、長野市に住民票を持ち、世帯全員が市民税非課税世帯のうち、下記に該当する世帯が対象となります。

     75歳以上の高齢者のみの世帯

     介護度4・5の重度要介護者のいる世帯

     身体障害1級・2級、知的障害A1・A2、精神障害1級の人がいる世帯

     特定疾病等難病患者のうち重症認定者のいる世帯

     18才未満の児童を養育している母子家庭または父子家庭の世帯

     生活保護を受給している世帯


■交付額

 対象世帯に5,000円を交付


■交付方法

 1月21日から2月29日のまでの間に、市役所本庁厚生課または支所の窓口で申請することになります。申請書は支所の窓口にあります。身分を証明する書類(免許証や保険証)、対象世帯であることを証明する書類(手帳等)を持参して申し込みます。本人名義の銀行口座に振り込まれることになります。1ヶ月くらいかかるとの事です。


■総額5,500万円の支援制度に

 対象世帯を1万1千世帯と見込み、総額で5500万円の支援制度となります。

 議員は1月8日に市役所から説明を受けました。この際に、高齢者世帯は70歳以上にならないのかと問いましたが、75歳以上で約5500世帯、70歳以上にするとプラス2700世帯で1300万円以上かかることから、他自治体の状況等を勘案し「横並び」で75歳以上にしたとのことでした。やむを得ませんかね。

 対象世帯数が多いことから交付までに1ヶ月かかるとのこと、これでは、一番困っているときの援助にならない可能性があります。事務量は大変ですが、一日も早く交付され生活援助となることも求めました。


■民生委員の皆さんの力も借りて、すべての対象者の皆さんにいきわたるように!

 前述しましたが、申請しなければ交付されない制度です。民生委員さんも通じて周知することになりますが、すべての対象者の皆さんに行き届く制度として活用したいものです。


■学校等にも対応を

 3学期が始まりました。小中学校や保育園の暖房費・灯油代のやりくりも大変です。学校では決められた需用費の中でやりくりするのですが、毎年苦労されています。子どもたちがあったかい環境の中で学校生活を送れるよう、学校への対応も必要になります。教育委員会等に対応方を求めていきます。



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