伊勢宮区敬老会あれこれ

★29日、安茂里・伊勢宮区の敬老会がホテル信濃路で開かれお祝いに。
 伊勢宮区は神社の祭りとかがあって1カ月遅れとなります。安茂里地区では最後の敬老会祝賀会です。
 43人のご長寿の先輩方が出席され、踊りあり、カラオケあり、「励ますやら、励まされるやら…」で賑やかな一時を過ごさせてもらいました。ホントに皆さんお元気です。
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★ところで、昨日28日の市議会福祉環境委員会は、保健福祉部所管の施策についての勉強会。高齢者福祉や介護保険、障害者福祉、保健所の仕事がテーマでした。

 10月1日現在で長野市内の65歳以上の人口は10万人を突破し103,866人に、高齢化率は27%に達したとのこと。改めて高齢社会を実感させられます。
 「老いても元気に暮らす」、地域社会の一大テーマです。
 伊勢宮区敬老会ではこうしたことを交えながら挨拶させていただきました。

★28日の福祉環境委員会で質問して明らかになった事柄を何点か報告します。

 一つは、福祉医療費の支給対象を中学生まで拡大する件について。
 県の動向を見据えながら尚検討中のこと。所得制限の導入や事業費のバランスが検討課題なっているようです。議会では市に早期実施を求める意見書を採択していますから、「子育て先進都市」に恥じない施策の展開を早期に形にしてもらいたいところです。

 二つは、お出かけパスポートの利用者負担の見直しについて。
 社会福祉審議会で審議中ですが、事務局案として一律100円から距離制の導入を提案し、ほぼ了解を得られているとのことです。11月中の審議会で素案がまとめられる予定です。
 お出かけパスポート事業の市の経費はH25年度決算で1億4,500万円。交通事業者はほぼ同額を負担しています。
 私としては、距離制の導入はやむを得ないところだと考えています。焦点は距離制に伴う利用料金の幅です。
 お出かけパスポート事業は、利用者・市・バス事業者で3分の1ずつを負担することを基本としています。負担割合から考えると最高500円という料金設定も考えられますが、通常運賃とパスポートの利用状況に照らしつつ、高齢者の外出支を促進し、かつ公共交通利用の促進につながる”落としどころ”を見出したいものです。
 上限300円といったところではないでしょうか。「いやいや、100円の維持を」との声が聞こえてきそうですが、いかがでしょう?。
 また、事業者負担の軽減も必要なことです。

 三つは生活困窮者自立支援事業の準備です。
 今年は県のモデル事業として鶴賀七瀬で「まいさぽ長野」が運営されています。来年度からは市が実施主体となって展開することになります。
 必須事務に加え任意事務も取扱い、生活困窮者に寄り添って支援する事業スキームにしたいところです。担当課長曰く「財政当局との交渉事」になるとのこと。ここは、ぜひとも頑張ってもらいたいところです。

 四つは、エボラ出血熱感染対策です。この問題は私の前に質問する議員がいました。
 現在、厚労省からの事務連絡で「対策要項」をまとめている段階で、県と調整し早々に発表するとのことです。長野県内のエボラ熱感染対策の指定病院は「県立須坂病院」だそうです。
 十分に備えたいものです。

★30日・31日は、私鉄総連の自治体議員団会議の総会で京都です。紅葉を楽しめますかね。

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