信州の空を戦場にするな!長野県上空でもオスプレイ飛行訓練が?!

陸上自衛隊と米軍海兵隊の日米共同訓練が3月8日から群馬県相馬原演習場と新潟県関山演習場で行われます。

最大の問題は、米軍の新型輸送機MV22オスプレイ6機が投入される訓練になることです。
オスプレイP1

昨年12月に沖縄で墜落し大破する事故を起こして以降、日本国内の共同訓練に参加するのは初めてで、かつ国内の日米訓練では過去最多のオスプレイ投入となる訓練です。

24日付の『新潟日報』によると、「フォレスト・ライト」と呼ばれる共同訓練で、陸自部隊約300人、米海兵隊部隊が約450人参加。実弾を使った射撃や第一線での救援、ヘリコプターで兵士を輸送する「ヘリボン攻撃」などの訓練が実施されます。空中給油訓練は行わないとされています。
オスプレイの他、輸送機ヘリ9機程度が加わり、オスプレイは1日当たり2~3機をローテーションで運用するとされます。

3月9日~10日は群馬県の相馬原演習場で、13~15日に新潟県の関山演習場で実施されます。訓練期間の前後には米軍横田基地(東京)にも立ち寄るとされています。

防衛省北関東防衛局は、23日に新潟県と群馬県には説明に訪れましたが、長野県には説明に来ていません。

離発着訓練となる当該自治体には説明したということなのでしょうか。

長野県は、昨年9月に防衛省・環境省に申し入れた基本文書を踏まえつつ、飛行訓練ルート等の開示を防衛省北関東防衛局に要請していますが、明らかにされていません。

【関連記事】161227「オスプレイの配備・飛行訓練の中止を国に求めるよう長野県に要請」

飛行ルート等が明らかにされないことに、新潟や群馬では不安が広がっています。

長野県も同様です。横田基地から如何なるルートで相馬原演習場や関山演習場に向かうのか、長野県上空を飛行ルートすることは無いのか、当該自治体及び飛行訓練ルート下の自治体・住民に全面的な情報開示が求められます。

沖縄での墜落事故の原因究明もされていない中での飛行訓練は許されないことです。

3月4日(土)には、新潟県上越市内で、日米共同訓練反対!オスプレイの飛行訓練反対集会が計画され、長野県からも護憲連合としてバス1台で代表団を派遣します。私も参加する予定です。

また、関山演習場での訓練が開始される13日早朝、JR長野駅前で反対の街頭宣伝活動を行う予定です。なお、引き続き、関山演習場での監視行動も予定しています。

開会中の3月市議会定例会には、長野地区護憲連合から「オスプレイの飛行訓練中止を求める請願」、そして「共謀罪の新設に反対する請願」が提出されています。
紹介議員になっています。
可決に向けて力を尽くしたいと思います。

信州の空を戦場にするな!大きな声を上げていきましょう!

Related Images: