「無常院バス停」設置2周年で善光寺参り

 国道19号沿いに地元・安茂里小市の皆さんの熱意がかない「無常院バス停」が開設されて2月1日で2周年を迎えました。
 15センチの積雪となった15日・日曜日の話ですが、バス停新設実行委員会・世話人の皆さんと2周年記念のバスツアー交流会に。
 今年は善光寺参りと二葉屋旅館での交流親睦会となりました。記念写真は改めて掲載します。
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 バス停新設は地元の皆さんの署名活動、カンパ活動が実ったもの。住民主体で路線バスの利用促進を図る取り組みとして特筆されるものだと考えています。

 当時の苦労話に花が咲くとともに、お出かけパスポートの距離制運賃導入や善光寺御開帳対策、灯明まつり、JR長野駅ビルや駅前広場の整備など今どきの旬な話題に。

 策定中の「長野市公共交通ビジョン」に「” 地域公共交通の日”設定による利用促進キャンペーン」や「もう2回バス乗車運動」(市民が年間にもう2回バスを利用すればバス事業の赤字が改善されるとの試算によるもの)、「携帯電話・スマホ向けのバスロケーションシステムの導入」などが盛り込まれることを紹介しながら、路線バスの利用促進、利便性の向上などについても、意見交換しました。

 秋の改選に向け、力強い激励もいただきました。

 廃止の危機にあった安茂里地区内の「犀北団地線」は、今日から運賃が240円に値上げされ運行が継続されることに。
 40円の値上げ幅の影響は小さくありません。前にも書きましたが、地域の日常的な利用促進の取り組みとバス事業者としての経営改善策・自己努力が問われます。

【関連記事】20130201「地元要望で小市「無常院」バス停新設」
      20150116「不採算バス路線…アルピコ交通「犀北団地線」見直しの”その後” 」

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